イーロン・マスクに買収されてから、ユーザーに使いにくい改正ばかりが続いているTwitter、またの名をXですが、ついに海外にて有料化のテストが開始されてしまいました。ますますTwitter離れが加速すると思いますが、今回の記事では何故Twitterの有料化がまずいのか解説していきたいと思います。
Twitterの有料化の何がまずいのか
そもそも有料でSNSするのは少数派でしかない
皆さんの中にもSNSサービスはやっている、またはやっていたことがあるという人はいるでしょう。じゃあその内、SNSサービスにお金を払ってやっていたという人は果たして何人いるでしょうか。
もちろん、アバターアクセサリーの購入などの、着飾ったりして遊ぶための用途ではなく、ただ何かを投稿するためだけの機能の為にです。3割いるかも怪しいと思います。
一応、現在でもプロアカウントに該当するBlueというものがあって、それにお金を払っているという人もいます。けどこれ、一般人で契約してる人は本当に少数です。だいたいが企業などのアカウントや、有名なインフルエンサーなど、営利目的が絡むアカウントが殆になります。
これらのアカウントは閲覧数が伸びるので、Twitter側から収益がもらえますので、実際は貰ってる額のほうが多くなりますので、もはやお金を払ってやっているというには苦しいくらいでしょう。
もし、今後すべてのアカウントからお金を取るよとなった場合、果たして何人が残るのでしょうか。一応、投稿できない見るだけアカウントも作るみたいなことも話に上がっていますが、もうそれはSNSとしての利用とは違うと思います。アクセスしてくれる人が減ってしまえば、閲覧数が減るわけだから、企業もインフルエンサーも、Twitterを利用する価値が減りますし、他のSNSに移転することになるだけだと思いますがね。
Twitterのセキュリティはかなりガバガバ
実はTwitterのセキュリティって、かなりガバガバです。Twitterには外部サービスがあって、それを認証することで中の良い人を数値したりできる機能とかがあるのですが、これの中にはアカウントを乗っ取ることができるものもあるのです。
有名なものだと、Twitter家族というものがあります。これは中の良いフォロワーを家族構成に当てはめて画像化できるという機能になるのですが、これを登録するともれなくアカウントが乗っ取られ、botのようにオプトインアフィリエイトを拡散するツイートを連打するようになったり、特定のアカウントを勝手にフォローするようになったりします。アカウントを外部から操作できるようになるわけです。
他にもこういうサービスは結構あって、API制限で多少は数を減らしたようではありますが、今後もこういった乗っ取り問題はでてくることでしょう。
割と簡単にアカウントを乗っ取ることができるのに、たかだが呟き投稿の支払いの為に、クレジットカード情報を登録するのは怖くないですか?
Twitterで収益を得ている。営利目的でやっているというなら問題はないでしょう。けど、そんな人が実際何割いますか?
少なくとも、一般の人が投稿のためだけに、いくら年間1ドルだったとしても、クレジットカードの情報を登録するのはリスキーすぎると思いますがね。
未成年には敷居が高すぎないか?
支払いは基本的にはクレカと前述しました。成人していればまあなんとかなるでしょう。クレカを持てば良いだけなので。じゃあ未成年は支払いどうすんの?
親のカードでも使うのか? いやいや、それこそ危険でしょう。いくら13の中学生からしか使えないとはいっても、まだまだ分別ができるとは言い難い微妙な年齢です。変な誘導に引っかかって、アカウントを乗っ取られないなんて保証もありません。
ではクレカ以外のサービスで代用する? デビットカードでは結局口座から金を抜かれるリスクがありますし、Vプリカだと手数料で余計高くつきます。お金の無い子供にこれは、結構酷な話だと思いますがね。
そこまでしてTwitterをするくらいであれば、InstagramとかTiktokとかに移行していくだけだと思います。
まとめ
値段がいくら安いといっても、投稿するだけで金を取るサービスに変えるというのは、流石に無いと思います。まあイーロン・マスクは頑なで、一度決めた事は最終的に必ず実行に移すきらいがあるので、もうこれは止まらないのでしょう。
Twitterが有料化した際、どれだけ人が残ってくれるのか見ものですね。