夏といえば肝試し。肝試しといえば心霊スポット。筆者も若かりし頃には、友達に誘われたりして何度か足を運んだことがあります。
しかし、心霊スポットって霊的な事を抜きにしても、実は色々と危ない事や不便な事も多いです。なのでこの記事では、心霊スポットについての注意点や、あると便利なものなどについて解説していきます。
GhostTube VOX
心霊スポットの注意点
廃墟などは基本的に 無断侵入禁止
心霊スポットといえば廃墟って話もありますけど、実は廃墟の多くは持ち主が存在しています。なので基本的には無断で入り込むのは厳禁です。もし廃墟に入りたいということであれば、まずその廃墟の持ち主や管理会社に対して連絡をとって、そこで許可をもらわなければ犯罪になってしまいます。
また、そうやって聞くと結構な確率で入るなと言われるわけですが、これは別に意地悪で言っているわけではありません。というのも廃墟の多くは老朽化が進んでおり、床や階段が腐っていて歩くと底が抜けるなんてことが起きるのです。廃墟内で怪我人、ましてや死亡者が出てしまうと、それは高い確率で管理者の責任になってしまうので、それは許可を出さないのが普通でしょう。
また、非常に古い廃墟の中には、塗料に放射性物質が含まれていて被爆してしまうなんて話もあったりしたので、心霊スポットの中で廃墟というのは、かなり危険度の高い場所となっています。
人があまり立ち寄らないリスク
心霊スポットの多くは普段はあまり人が立ち寄ることはありません。なので深夜帯に同じ目的の人とブッキングすることはあっても、昼間なんかの明るい時間帯には人気がありません。
そうなると野生動物が近くを縄張りにしていたり、スズメバチが巣を作ったりすることがあります。流石に熊みたいな大型動物が出没するような場所は少ないでしょうが、スズメバチなんかは結構いろんな場所に巣を作るので、肝試しで来たつもりが蜂に襲われて別の意味で肝を冷やしたなんてことになりかねないのです。
また。基本的に人が来ない関係で、街灯なんかも数が少ない、もしくはそもそも存在しないことが多いです。なので夜は真っ暗なので、何らかの方法で明かりを確保しないと、歩くのも危険だと言えるでしょう。
地元のヤンキーが溜まり場にしている
コンビニの前とかゲームセンターとかでたむろしていると、大人から注意され場合によっては警察を呼ばれることも多くなっています。なのでそういった行き場をなくしたヤンキーたちが、集まって溜まり場にする場所として最適なのが心霊スポットです。
何せ普段からそこまで人は来ませんし、自分たちの度胸試しにもなる。心霊スポットに肝試しにきた他の客からカツアゲしたって助けを呼ばれにくい。なんともヤンキー向けの溜まり場スポットですよね。
実際、筆者の地元には有名な心霊スポットがありますが、その実態はヤンキーの溜まり場になっています。なので幽霊怖いとなる筈がヤンキー怖いなんてことになりかねないので、よくよく調べた方がいいですね。
あとヤンキーではないのですが、筆者はとある森というか小山に肝試しに入ったことがありますが、そこで丑の刻参りをしている女を目撃してしまい、ものすごい形相をした女に追いかけ回されることになったことがあります。
なぜこの女が追いかけてきたかというと、丑の刻参りにはルールがあり、呪いを実行している姿を他人に見られてはいけない。もし見られたら、その相手を始末しなければならないという理由があるからです。もし失敗したら、呪いは自分に降り掛かってきます。
もし逃げ切れ無かったら、筆者や友達はこの世に居なかったでしょうね。
心霊スポットのおすすめアイテム
iPhone版GhostTube VOX
幽霊の声を拾うことができるアイテムとして、スピリットボックスというものがあります。これの機能をスマホアプリに落とし込んだものが、GhostTube VOXです。一部では本家スピリットボックスも聞き取りやすいしおすすめだなんて声もあるくらいのアプリでして、実際に心霊系Youtuberも探索時には多様していたりするおもしろいアプリです。
注意点としてはこのアプリ、AndroidのGoogleアシスタントとは相性が悪いらしく、Siriと組み合わせられるiPhoneの方が精度が高いらしいです。なのでAndroidユーザーの人であれば、本家スピリットボックスを購入したほうが良いと思いきや……実は日本で買えるスピリットボックスって殆どが胡散臭いものでして、ラジオの帯域を自動で拾ってくるというものになっているます。なので本当に霊の声を拾っているかは怪しいアイテムとなっています。
少なくともこんなものに２万円近い価格を出すのは馬鹿らしいので、どうしても幽霊の声を聴きたいなら、iPhone買って無料でインストールできるGhostTube VOXを使ったほうが良いです。iPhoneなら買っても無駄にはならないですから。
ヘッドライト
心霊スポットって足場が悪いことも多いですし、先程のGhostTube VOXを使ったりするので片手が塞がっている事も多いです。なので手を塞がずに足元を照らせるLEDライトはできるだけ用意したいところです。
このヘッドライトは筆者が実際にアウトドアなんかで夜に過ごす時に使っている製品で、かなり明るく照らせます。こういったヘッドライトって、結構サクラレビュー商品も多いのですが、少なくとも筆者が購入した際にはサクラチェッカーでも白となっていた製品なので、極端な粗悪品を引く確率は低いと思います。
靴
心霊スポットって舗装されていない道だったり、廃墟の中だったり、山奥だったりすることも多いわけですが、そんな場所に普段のスニーカーで行くのはあまり良くないです。特に廃墟だと釘なんかを踏み抜いて大怪我をする可能性だってあるので、要所要所で適した靴を履いていくのは必須です。
靴自体はワークマンなんかでそれぞれ適した靴が売っている筈なので、自分の行き先に合わせて最適な靴を選びましょう。
まとめ
心霊スポットって有名な場所ほど、実は霊なんてもう出なくなったけど、かわりにヤンキーとか反社の連中が溜まり場にしてたりして、別の意味で危険だったりします。なのでそもそも心霊スポットに行くこと自体が推奨できるものではなかったりします。
それでも付き合いとかで、どうしてもいかなくてはならないなんてこともあるでしょう。なのでその際は、ある程度しっかりした格好とライトは用意して、とにかく安全に気をつけたほうが良いです。
はっきり言いましょう。幽霊なんかよりも人間の方がよっぽど怖いです。ヤンキーや丑の刻参りの女にはとにかくお気をつけて。
