格安ガジェットブログ

格安ガジェットブログ

月水金の隔日更新!ガジェットの紹介、コラムを書いてます。

学校の教育用パソコンのOSの6割がChrome OSになった件について考察

 

 

かつて日本政府がGIGAスクール構想を打ち出してから月日が流れましたが、現在学校教育で採用されているパソコンのOSは、WindowsからChrome OSへと移り変わっているようです。

日本で主に使われているパソコン用のOSは、Windowsが主流だった筈なのに、なぜ現在教育現場ではChrome OSへとシフトしていっているのか。この記事ではそれについて考察していきたいと思います。

 

なぜ教育現場のOSがChrome OS主流になっているのか

価格的な問題

私立の教育機関であればともかく、国公立の教育機関であれば予算に限りがあるのは言うまでもありません。そういった観点から見ると、Chrome OSが選ばれるのは当然だと思います。

  • Windows11 Home 19,360円
  • Chrome OS 無料0円

Win11とChrome OSは、OS代だけを単純に比べてみるとこれほどまでの価格差があります。もちろん、実際に購入する学校側は、別にOSだけ別途購入しているわけではないのですが、やはりノートパソコン単体でも、同等のハードウェア構成のものを購入する場合は、Windows11搭載のものとChrome OS搭載モデルを比べて後者の方がかなり安く購入できるは言うまでもありません。

 

性能的な問題

Windows11のハードウェア推奨要項と、Chrome OSのそれは大きな差があります。Chrome OSの方が圧倒的に低スペックなハードウェアでも快適に動作しやすい作りになっています。

GIGAスクール構想での推奨PCはWindowsで、ちょっとパソコンのスペックについて知識がある人であれば、こんなんで勉強なんてきつすぎるだろというゴミみたいなパソコンでした。実際、授業中にフリーズで固まって学習どころでなかった、なんて話もちらほら聞きました。

また、性能というより品質の話にはなりますが、低予算故に知名度の低い中華メーカーの製品を購入して、すぐにバッテリー膨張を起こして使えなくなったなんて悲しい話もありました。

 

しかしChrome OSはWin11よりもハードウェア要項が低い関係で、比較的低予算でそこそこ動くパソコンを購入することが可能になるのです。

たとえばパソコンメーカーとしても知名度のある方のASUSのChrome Bookですが、安いものであれば3万円弱で購入することができます。

 

Win11をこんなハードウェアのPCに搭載しようものなら、まずまともに動かないでしょう。けれどChrome OSであればネットサーフィンやYoutube視聴程度なら、このスペックでも問題なく可能になるのです。

GIGAスクール構想だとまともに動かないクソスペPCに10万から20万(保証込みと言われていたが、自治体によっては保護者が修理代を別途負担になっていた有り様)かけていたので、個人で3万円なら学校がまとめて買うのであればもっと安く購入できるでしょう。

 

強制アップデートという苦難

Win11では強制アップデートという問題があります。セキュリティ面の問題もあるので悪いことばかりではないのですが、ことGIGAスクール構想のパソコンではこの仕様は不適格といえます。

というのも授業開始時にパソコンをつけたら、OSアップデートが始まっているなんてことがザラに発生するからです。このアップデートも、そこそこの性能を持っているパソコンであれば、長くても20分程度(それでも授業の遅れはえげつないだろうが)で完了すると思いますがGIGAスクール構想推奨の地獄みたいな低スペックマシンで発生した日には、授業まるまる潰して次の授業中も更新まだ終わってないなんてことになりかねません。

 

1人2人の生徒であれば、そいつらの授業の遅れを無視すれば進行可能(教育機関にあるまじき最低の行為だが)ではあるのでしょうけど、これが半数以上であればもはや授業を進行している場合ではありません。

まして教員のパソコンでそれが起きた場合は、生徒は授業できるのに教員のせいで授業ができませんという最悪の事態に発展します。

 

Chrome OSにもアップデートはありますが、問答無用で強制的にアップデートが始まることはありませんし、最悪間違えてアップデートを開始してしまったとしても、授業1つまるまる潰れる可能性は低いので遥かにマシだと思います。

 

まとめ

これ以外にも、昨今のWindows11はアップデートでマウスとキーボードが使用できなくなるといったクソみたいなバグが発生したりしているので、不安定すぎて授業ができなくなる危険性もあって安心して使えるものではありませんでした。

こういった点を鑑みても、コストが安く安定しているChrome OSが選ばれるようになったのは、自然な流れかと思います。

 

もちろん、現状企業向けに使われているPCの殆どがWindowsなので、Chrome OSに慣れた人が就職した際にすんなり移行できるのかという懸念点もあります。

ただ少なくとも、パソコンで事務作業する際はそこまで操作も変わらないので、一般的な企業勤めの中でのパソコンの運用を考えた場合は、Chrome OSでもそこまで無駄にはならないと思います。

 

 

HOME

Google AdSense広告