
ゲームパッドメーカーの最大手とされるGameSirから、最高性能のコントローラーが登場しています。
間違いなく現行機種ではトップクラスの性能を持った、このGameSir G7 Pro 8K PCですが、価格としては競合他社が2万円超え、3万円超えの製品となっている中で、本製品は定価15,999円というコスパに優れたモデルになっています。
この記事ではGameSir G7 Pro 8K PCのAimlabsコラボモデルについてレビューしていきます。
そもそもAimlabsとは
エイムラボはFPSゲーム向けのエイム力を鍛えるための世界最大級のプラットフォームです。登録者は4000万人を超えるとされます。
ヴァロラントの公式パートナーでもあるため、ヴァロと同じ感覚で練習できるのも強みとなっています。
有料プランもありますが、基本無料で利用可能です。ちなみにSteamで配信されています。
GameSir G7 Pro 8K PC Aimlabsコラボモデルの製品特徴
付属品まとめ

- コントローラー本体
- USBドングル
- 編み込みケーブル
- 交換用のスティック(長さ形状違い)
- 交換用の十字キー(形状違い)
- 充電スタンド
- 説明書類
交換用スティックですが発売してすぐは黒いスティックが付属していました。これは初期ロット分の本来の緑色のスティックが生産が間に合わなかったための処置らしく、現行ロットの場合は基本的に緑色のスティックが付属してくるようです。
ボタン類は高耐久かつ精度も高い

LRスティック
昨今で流行りの磁力センサーを使ったホールエフェクトスティックを採用しています。このスティックの場合、従来のアナログスティックと違って機械的接点を持たないので、摩耗で劣化することがないため経年劣化で発生するスティックドリフトに強くなります。
また、本モデルのそれは最新式の第二世代のTMRスティックになっており、非常に性能が高いです。GameSirがプロゲーマー向けに本気で作ったスティックなので、APEXなどのコントローラーが有利なシューターゲームで活躍すること間違いなしです。
ABXYボタン
カチカチとした触感のマイクロスイッチを採用しています。ただしここも高耐久仕様となっており、光学式のマイクロスイッチを採用しています。
TMRスティックのようにこれまた機械的接点を持たない、光センサーによるスイッチなので、経年劣化によるチャタリングが発生しにくい作りになっています。磁気式と光学式の両方を採用している贅沢仕様なコントローラーですね。
十字キー
ここもマイクロスイッチを採用しています。ただここに関しては従来のマイクロスイッチなので、流石にABXYボタンほどは耐久性はないでしょう。ただ形状的にゲーミングマウス用の高耐久スイッチではあるようなので、耐久性が低いスイッチではないと思います。
スタート、セレクト、連射、マニュアルボタン
マイクロスイッチを採用しています。十字キーのものよりはグレードが落ちるみたいではありますが、そもそも頻繁に押すボタンでもありませんし、メンブレンスイッチと比べたら遥かに高耐久なのは間違いないのでここも問題はありません。
ちなみにマニュアルボタンは、プロファイルの切り替えやL4R4、L5R5に機能を割り当てる時に使うボタンになります。
LRボタン

LBRBに関してですが、これがちょっとどういうスイッチを採用しているかわからないです。最初触った感触だとラバードームっぽいのでメンブレンスイッチだと思いました。
しかし調べた所、タクトスイッチ(ラバードームではなく金属ドーム)の上にプラスチックカバーを装着して押す構造になっているので、メンブレンスイッチっぽい感触になっているだけで、分類としてはマイクロスイッチに当たるという情報がありました。
わざわざLBRBだけ性能の劣るメンブレンスイッチにする意味もありませんから、おそらくマイクロスイッチで良いでしょう。
LTRT
ホールエフェクトトリガーを採用しています。つまり磁気式です。またしても機械的接点がない素晴らしい耐久性のスイッチ機構です。
そしてトリガーストップも完備していますから、FPSやTPSでトリガー撃ちする人は、押し込まなくて良い通常ボタンと同じように使うことも可能です。
また触感にも拘っているため、トリガーストップを使った場合はマイクロスイッチを押した感触が出るように工夫されています。
L5R5
マクロとか他の機能を割り当てる為の追加ボタンです。ゲームによってはマクロは禁止されているので駄目ですが、LRスティックの押し込み操作を無効化してこちらに割り当てたり、同時押ししにくいボタンを割り当てる用途で使います。
ここはマイクロスイッチです。光学式ではないですが、
L4R4

背面にもマクロボタンがあります。筆者はここにLRスティックの押し込み操作を割り振っていますね。
この部分も前面のスタートやセレクト部分と同じくマイクロスイッチです。ただ押し込んだ感触がポクポク系で若干メンブレンっぽい感触になっています。分解動画でこの部分はマイクロスイッチだったのでそこはご安心を。
このボタンは背面のスイッチ切り替えで無効化する事が可能になっており、これを使うとボタン部分が固定化されて、押すことが出来なくなります。
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重量

実は通常版のG7 Proよりもちょっとだけ軽いです。理由はトリガー部分に入っていた振動ユニットが削除されているからです。
充電スタンドの仕様

TypeCで接続して充電器として運用可能です。充電速度としては急速充電というわけではないようですが、そもそもコントローラーなので普通の充電で問題ないと思います。
コントローラー背面に4つのピン受けが備わっており、そこが充電器のピンに触れることで充電されます。充電の反応が良くないときは、このピン受けを綺麗にしてやりましょう。

充電スタンド裏面の蓋を外すと、USBドングルをしまっておけるようになっています。ここに差し込んだ状態でパソコンのUSBにつなぐと、充電器として使いながらドングルでの無線接続も可能になり便利です。
有線接続に関して

TypeCコネクタ部分にホールドパーツがあるので、専用ケーブル以外は中々使えないと思われるかもしれませんが、このホールドパーツは取り外し可能です。
そのため有線接続ケーブルを選ばないですし、このコネクタから充電する時も邪魔にはなりません。
カスタマイズ可能

フェイスプレートはマグネットで固定しているので、簡単に取り外し可能です。別売りのフェイスプレートに交換してきせかえを楽しめるコンセプトになっています。
ただしこのフェイスプレート、Amazonでは割高だったり、中国発送のものが多い上、みためもそこまでオシャレではなく地味なものが多いです。
かと言ってAliExpressでも、値段こそ安いですが種類が少ないです。まだ出たばかりという理由なら仕方ないとは思うものの、通常版G7 Proは半年くらい前に出ていた筈です。そろそろ充実させて欲しいですね。
スティックや十字キーも交換可能です。付属品に交換先が用意してあったのでこれは当然だと思いますよね。ただしスティックはねじ式でもツメ式でもなく、硬く差し込んでいるだけなので引き抜くのが大変でした。十字キーはすんなり抜けます。
グリップは背面がラバー仕様
グリップ部分は前面は通常のプラスチックにテクスチャ加工ですが、背面はラバー素材です。この部分はおそらくTPE樹脂なので加水分解は置きないのですが、かわりに劣化して結局ベトベトになることがあります。
筆者は劣化してしまうのが嫌なのでアンチラバーコーティング派なので、ここはかなり残念に感じました。
ソフトウェアに関して
GameSirのソフトウェアは複数ありますが、本製品で使うのはGameSir Connectというソフトです。マイクロソフトストアからインストール可能なので、セキュリティ的にもそこからインストールしてください。
一応リンクは載せておきますが、GameSir Connectをコピペして自分でマイクロソフトストアで検索した方が安全だと思います。
このソフトですがかなり細かく設定可能です。ポーリングレートを8000Hzにしたりデッドゾーンを無効化したりも当然可能です。一応直感的で何をやっているかはわかりやすいUIになっているのですが、そもそも設定できることが多すぎて何が何やらという感じです。
なのでガチでやり込むという人は、ググったりYoutubeで調べたりして、ゲームごとに最適な設定を模索するのが良いと思います。
他モデルとの比較
G7 Proシリーズはかなり多く種類が登場しています。GameSir G7 Pro 8K Aimlabs Editionはそのうちの1つに過ぎません。ここからは各モデルとの比較をまとめていきます。
GameSir G7 Pro通常版
- Xboxでも使えるライセンス品
- TMRスティックが1世代前
- ポーリングレートが1000Hzまで
- 交換用スティックは付属して来ない
- 前面グリップもラバーになっている
- トリガー部分に振動ユニット搭載
- 価格が12,999円と3,000円ほど安い
元となったモデルです。G7 Pro 8K PCシリーズがPCでの仕様に特化しているためXboxでは基本的に使えないのに対し、こちらはパソコンだけでなくXboxでも使用する事を想定したモデルとなっています。もちろんXbox公式ライセンスを取得した製品です。
ゲームはそこまでガチらないけど、耐久性が高くてトリガー部分の振動でよりゲームに没入したいという人は、こちらの方が良い面もあります。
GameSir G7 Pro ゼンレスゾーンゼロコラボモデル
基本的な仕様は通常版と同じです。ただし付属品がかなり豊富です。
- 交換用フェイスプレート
- 交換用スティック
- キャリーケース
- アクリルキーホルダー
- ゲーム内アイテム引き換えカード
- Xbox ゲームパス アルティメット
通常版の内容に追加でこれだけついてきます。ただし価格は2万円でG7 Pro 8K PCシリーズよりも高額です。ゼンゼロのファン向けモデルですね。
GameSir G7 Pro 8Kシリーズ
仁王コラボモデルやプロゲーマーコラボモデルなど結構数が多いです。これらはコラボ先のプロゲーマー監修だったり、そのゲーム向けに調整されているようではありますが、実はGameSir G7 Pro 8K PC Aimlabs Editionと比べると若干コスパが良くないです。
というのも交換用スティックが付属して来ないようなんですよね。逆になぜGameSir G7 Pro 8K PC Aimlabs Editionだけ付属してて値段一緒なのかがわからないです。
なので見た目がどうしても他モデルの方が良いとかでなければ、GameSir G7 Pro 8K PC Aimlabs Editionを選択するのが無難です。もちろんこのモデルもAimlabsの監修で調整されているようです。
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