ゲームパッドは現在、恐竜的進化の期間に入っているらしく日夜高性能な製品が多く販売されてるようになってきています。しかしその分値段も高額だったり、欲しい機能が複数あるけれど、同時に搭載されているモデルが見つからないなんてことも非常に多いです。
そんな悩みを解決するのは、最強のコスパ高性能のコントローラーのFLYDIGI VADER3 PROになります。なんと6000円台で買えるのに、機能も非常に多く搭載。もちろん日本の代理店であるサイズが入っているから、保証の観点からもそこまで不安のない製品になっています。
製品特徴
ホールエフェクトスティック搭載
従来のスティックでは接触式のセンサーを採用している関係で、そこが摩耗してドリフト現象が多発してしまうという、構造上の弱点が存在していました。しかし、最近ではホールエフェクトスティックというものが出てきており、非接触型のセンサーを採用することにより、物理的摩耗が起きにくく、長期にわたって仕様できるものが登場しています。
本製品もホールエフェクトスティック採用しているので、耐久面では申し分ないです。加えてスティックの軸部分も金属を採用することで、軸部分の摩擦を減らし、プラスチックのもののように削れて白い粉を出すこともありません。
センサーの精度自体も中々よくて、カジュアル勢が使う分には十分といっていいものになっています。
ちなみにスティックの交換にも対応しています。ただ交換するには別売りなのでそこは注意です。あと太さが独特なので、フリークなんかは装着不可能です。キャップなら付けられます。
マイクロスイッチ採用
一般的なコントローラーは、ラバードームで磁気接触させることで反応させるメンブレン方式を採用しています。ただこれだとラバードームがヘタってきて、最終的にこれが敗れてしまい、押したまま戻ってこないなんて事になってしまいます。
しかし本製品に関しては、ほとんどのボタンはマイクロスイッチを採用しています。所謂機械的なスイッチという奴なので、ラバードーム構造のものと違って耐久面ではある程度マシであるし、カチカチとした押している感じのあるボタンになっています。
また、マイクロスイッチ採用だと、押した時の音がうるさい製品もあるのですが、本製品のボタンは結構控えめな音量になっているので、ボイスチャットなんかでもほとんど気になることはないでしょう。
トリガーストップにも対応
結構おざなりな扱いをされ、実装されないことも多いトリガーストップ機能ですが、この製品はしっかりと搭載しています。
しかも、これのトリガーストップは、オンにするとマイクロスイッチに切り替わる豪華仕様になっているので、極めてクオリティが高いです。
プログラミングボタンの数が多い
本製品は自分で機能を割り振れる、追加ボタンの数がかなり多いです。背面に4つはまあまあある配置なのですが、正面部分にも2つ用意されているので、合計6つも存在しています。
これだけ多いと誤爆しないか怖い、特に正面2つがと思うかもしれませんが、正面の2つのボタンは、一般的な持ち方であれば意識しないと手が触れないようになっているので、少なくとも筆者が誤爆したことはありません。
AC持ちみたいな特殊すぎる持ち方をしないかぎりは、間違って押すことはないでしょう。
無線接続でもポーリングレート500Hzをキープ
残念ながらこのゲームパッドのポーリングレートは500Hzが最大値です、ただ500Hは十分高い数値でして、1000Hzに対応しているのは一部の機種しかないので、そこまで気にしなくていい部分かもしれませんね。
むしろこの製品は、無線接続でも500Hzに対応している点が評価できます。上で上げた1000Hz対応機種って、基本的には有線接続時の最大値であって、無線接続にすると125Hzとかザラなのです。
有線無線問わずそこそこ高いポーリングレートを維持できるこの製品は、かなり使い勝手が良いでしょう。
セレクトボタンが押しにくい
この商品唯一の弱点は、セレクトボタンが押しにくいことです。斜めに小さいボタンを配置してしまっているせいで、どうしても押そうとして指を伸ばすと、手が左スティックに干渉してしまうのです。
この部分は奇をてらったデザインではなく、本家を踏襲して欲しかったですね。セレクトボタンに関しては、どこかのプログラミングボタンに割り振って運用するのもありでしょう。
まとめ
とにかく多機能で、欲しい機能がだいたい全部盛りされているようなゲームパッドです。それでいて値段も落ち着いていて、筆者も6000円ほどで購入しているくらいには安く購入できます。
ちゃんと日本で一般的に流通できるよう、PC関連で有名な代理店であるサイズも入っている製品なので、ただAmazonで売っているだけの中華メーカーよりも安心度も高いでしょう。
かなりの人気商品で、しょっちゅう売り切れになっているので、見つけたら即購入してしまったほうが良いです。