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キーボードのコイルケーブルを実際に使ってみた感想

最近キーボード界隈で密かに流行の兆しを見せているものに、コイルケーブルというものがあります。

昨今のキーボードのケーブルの多くは着脱式となっており、断線対策から見た目を変えて楽しむといった用途で役立つ機能なのですが、そこに通常のケーブルとは一線を画すものとして、このコイルケーブルというものがちょくちょく見られるようになっています。

今回の記事では、このコイルケーブルを実際に試してみて、どんなメリットがあるかなどをまとめていきたいと思います。

 

今回買ったコイルケーブル

ZIYOU LANG C01の、オレンジカラーのものを購入しました。この製品を選んだのは、このメーカーの製品は、中華キーボード界隈では良く見かけること、値段がかなり安かったこと(このカラーは1439円だった)、コイルケーブルの構成としては一般的なものだったことが理由です。

このケーブル自体の品質としては、特にバリとか作りの甘い点は見受けられず、程よく太さもあって丈夫だと思います。

 

ちなみにコイルケーブルって中華製のものは値段がピンキリで、2000円以下で買えるものも多いのですが、高いものだとHyperXみたいな有名メーカー品よりも高いものも見かけます。

ただ先に結論を言ってしまいますと、ケーブルなんて基本的によほど粗悪なものを掴まされなければ、何を買っても普通に使えますので、見た目と値段重視で良いと思います。

 

キーボード向けのコイルケーブルについて

エアロコネクタなんて見た目の為のものだよ

結構いろんなコイルケーブルで、エアロコネクタで高速伝送だとか、ロスを減らすとか書いてあります。しかし冷静に考えてみてください。

通常のケーブルだとエアロコネクタなんて使わずに、1本のケーブルで構成されていますよね。それに対してエアロコネクタを真ん中に仕込み、分割している方式。

ケーブルという通り道に余計なパーツを配置して、電気的な内部抵抗が増えているということは、通常のケーブルよりロスが増えているのは言うまでもないですよね。

もちろん、こういうロスなんて微々たるもので、少なくともキーボードでゲームを遊ぶにしても体感上まるで問題ない部分なのは間違いないです。しかしエアロコネクタの影響は少なくともプラスに働くことはありません。

 

ではなぜこんなものを仕込んだのか。それはかっこいいからです。後の項目でも触れますが、コイルケーブルってのはおしゃれ、カッコつけのアイテムなので特にその点以外での、実用面の性能で通常のケーブルと比べて勝っている部分は、ほぼほぼないと思います。

 

 

コイル巻きで机がスッキリして見える

コイルケーブルの最大のメリットは、机がスッキリして見えることです。コイル巻きにしているのでケーブルが机の上にとっ散らかって見えることを防ぎ、机の上をキレイに見せることができます。

短いケーブルを使うという方法もあるのですが、長さがギリギリのケーブルでは、掃除なんかでちょっと位置を変えたいときに動かそうとして、いちいちケーブルを抜き差ししなくなったりするので、コイルである程度伸縮するケーブルのほうが、便利なのです。

 

ただこのコイル巻き、ある程度伸縮しますがそこまで柔らかいものではなく、頻繁に伸び縮みさせるものではありません。なので単純に位置を動かすという使い方をする場合は、結局普通のケーブルの方が優れていると思います。

 

そんなに高いものではない

冒頭の商品紹介の際に、筆者が買った製品は1500円未満だったと述べたと思います。たしかにこれはコイルケーブルの中ではかなり安い方なのですが、それでもかなりしっかりとした作りで、とても安物感とかは感じられません。

 

安さを突き詰めればセリアなんかに110円で買える普通のケーブルも存在はするのですが、流石にそちらは安っぽさがありますし、丈夫かと言われれば疑問です。

そしてちゃんとしたケーブルだと、Ankerなんかで販売されているのですが、こちらは1000円程度のものが多いです。

 

そう考えると、見た目目的とはいえ、エアプラグとコイル巻き加工が施されたこの】製品は、決して高いものではないと思います。

 

まとめ

基本オシャレ目的の製品なので、特になにか性能があがるということは無いと思います。しかし、別に高いものではないですし、品質もしっかりしていることがわかるので、少なくとも筆者が買ったコイルケーブルに関しては、十分優れており買っても損はない製品だと思います。

 

机の上でケーブルがとっ散らかっていて見栄えの悪さを気にしている人は、これを買ってみるのも悪くないと思います。

 

 

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