かつてサクラレビュー込みとはいえ、非常に多くの販売数を獲得しているNPETのゲーミングキーボード。その中についにすごいものが登場しました。
NPET K61は、コンパクトサイズのメカニカルキーボードで、非常に低価格でありながら反響音の目立たない類まれな製品となっています。
製品特徴
メカニカルスイッチ採用
よくある中華製のスイッチではありますが、3種類から選択できるメカニカルスイッチを採用しています。
赤軸だけ200円ほど高いのは人気が高いからでしょうか。まあたった200円の差しかないので、静音性を求めるのであればもう200円だして問題ないでしょう。
ただ、茶軸の方も赤軸寄りの性質のものを採用しているので、打鍵音はそこまで大きくありません。静音性に妥協するのであれば、茶軸でも問題ないでしょう。
低価格なのに反響しない
一部のメカニカルキーボードは、タイプしたときに反響音がカンカンと響くコトがあります。低価格帯のものはその傾向が多く、中には高いものでもそういった事があって問題視されています。
そんな中でこのキーボードは、低価格帯でありながら反響音のしないかなり稀な存在と鳴っています。現状低価格のコンパクトメカニカルキーボードを買うのであれば、最有力候補と言えるでしょう。
LEDは惜しい
ソフトウェアがないので細かく指定はできないものの、発光パターンは非常に多く用意されています。
しかし、残念ながらLEDの光量はそこまで明るくはないので、光り方は控えめな印象を与えます。
本体カラーが白色であれば、比較的気にならない部分なのですが、黒色を選択していると、LEDの発光を黒色が吸収してしまうのか弱々しく感じてしまいます。
着脱可能なケーブル
ケーブルは着脱可能になっていて、収納や持ち運ぶ際には重宝します。
接続端子も汎用性の高いTypeC端子になっているので、スマホの充電ケーブルなんかでも代用が可能になっています。断線した場合なんかでも100円あれば復活可能ということです。
ゲーミングとしては最小限
25キーロールオーバーには対応しているため、ゲーミングキーボードとしては一応使っていくことは可能です。
ただしマクロが組めるわけでもないし、一部のキーを無効にできるわけでもないので、あくまでもゲーミング要素は最小限といった印象です。
まとめ
良い点
- 低価格メカニカル
- 底打ちしても反響しない
- 発光パターンがそこそこある
- ケーブルの交換が容易
悪い点
- LED光量が弱め
- ゲーミングとしては最小限の機能
非常に低価格でありながらメカニカルキーボードというのは最近では珍しくもなくなってきていますが、やはりカンカンと反響音が鳴り響かないのは非常に素晴らしいセールスポイントです。
メーカーも最近ではレビュー願いレターは導入しても、ギフト券などで買収はしていないらしいので、多少はマシになったと思われます。
サクラレビューも落ち着いてきているようなので、試しに購入してみるのもありかなと思いました。