AirPodsが爆発した事件を知っているでしょうか。この件を受けて、AirPods使用者は身の危険を覚えた事でしょう。
しかし、AirPodsは本当に危険な製品なのでしょうか。そして他の完全ワイヤレスイヤホンは? 今回は私なりの考察と見解を示していきたいと思います・
AirPodsは危険な製品なのか?
まず結論から言いましょう。危険な製品です。
しかし、AirPodsだけが危険な製品というのは語弊があります。すべてのTWS、完全ワイヤレスイヤホンが危険な製品です。もっというのであれば、リチウムイオン電池のような充電できるバッテリーを積んだものは、すべて爆発する危険性を孕んでいます。
そもそもAirPodsは本当に爆発したのか?
AirPodsが爆発したのは中国での出来事です。中国というと、フェイク品が盛んな国です。AirPodsの偽物も、AP2という通称で非常に多くのバリエーションが販売されています。恐ろしいのが、ものによっては非常に精巧に作られており、見比べただけでは素人目には判断つかないほどにそっくりな事です。
本物と偽って販売されていたり、正規販売店で買ったとしても偽物が紛れ込んでいたりする可能性もあるので、この爆発したとされるAirPodsも果たして本当に本物だったかと言われると疑問が残ります。
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経年劣化で爆発する可能性もある
AirPodsはTWSの中では高価なモデルです。それ故長持ちするし、多少電池持ちが悪くなったとしても、もったいないからとそのまま使うこともあるでしょう。
こうして長期間使っていると、経年劣化により爆発する危険性が上がっていくわけですね。
逆にもって1~2年の格安TWSだと、爆発するほどに劣化が進む前に交換することになるため、そういったリスクは減ると言えるでしょう。
普及モデル故の爆発事故
AirPodsはTWSのシェアで50%を超えているとも言われています。それだけ売れていれば爆発するような事故が起きたとしても、不思議ではないと思います。
そしてそれだけ大規模で使用されている有名メーカー品だからこそ、こうして大きくニュースに取り上げられたわけです。
まとめ
冒頭の通り、TWSは爆発する危険性があります。
使う際にコイル鳴きなどが聞こえたらすぐに使用をやめるべきです。また、高温多湿な場所も控えるべきでしょう。
コードの煩わしさとトレードオフで、危険性を孕んでいる事を自覚してから購入するしたほうがよいですね。