みなさんはマルセイユ石鹸というものをご存知でしょうか。フランス王室が認め愛用してきた経緯から、厳しい条件を満たさないとその名を冠することが許されない、歴史ある由緒ただしい石鹸です。
現在は大衆にも普及していますが、それでも高級石鹸であることにはかわりはない代物ですが、実はダイソーで100円で買えるようになっています。
今回はダイソーで販売されている、マルセイユ石鹸をレビューしていきます。
ダイソーのマルセイユ石鹸について
本当にマルセイユ石鹸なの?
ダイソーのマルセイユ石鹸ですが、ちゃんと本物です。製造元であるサボネリー・デュ・ミディ社は、マルセイユ石鹸を120年以上製造している老舗メーカーです。
製造方法でケチっているのではという邪推もありますが、いちいちダイソー用に別の製造ラインや構成を開発してなんてやると余計高く付くので、違うのは石鹸の型と梱包ぐらいとのことです。
ただし、数あるフレーバーのうち、真の意味でマルセイユ石鹸を名乗ることができるのは、ラベンダーとオリーブの2種のみになっています。
これは製造基準の中に、香料と着色料を使用してはいけないというものがあり、他のフレーバーはそれに引っかかるからです。
本物志向の人にはジャスミンがおすすめです。何故オリーブをおすすめしないかは、後述します。
オリーブはあまり良くなかった
筆者はローズ、ジャスミン、オリーブを使用しています。この中でオリーブだけ駄目な部分を感じました。
このオリーブ、まず香りが本当に独特で、油粘土みたいな臭いがするんですよ。爽やかさはまるでありません。しかも、オリーブだけ置いてない店舗も多いですし、ネットショップで表示がないことから、人気がないため製造が止まった疑惑があります。
香りに関しては好みの問題があるとしても、このオリーブフレーバーにはさらに大きな問題があります。それはやたらとベタベタしており、使用後に石鹸置きの上において日を跨ぐと、べったりと張り付いてしまうんです。
このベタベタ感は本当にすごくて、みかんネットに入れて対策しても、そのみかんネットから大量に染み出すくらいでした。ジャスミンとローズではそれは見られなかったです。
オリーブに関してはリピートは無しですね。
使ってみてどうだったか
肌に優しいのでこれで顔も洗えますし、泡立ちもきめ細やかでかなりいい感じです。100g100円は高すぎるとかいうような、超倹約家でもなければ満足いく石鹸だと思います。私が使った中ではとくにジャスミンが香りも良くて気持ちいい石鹸だと思いました。