パソコンやスマホを使っている人であれば、一度は画像を編集したことがある人は多いと思います。
もちろん、最初から入っているソフトでもその作業は出来なくはないですが、特にWindowsにプリインストールされているソフトだと、機能が少なくて使い勝手は悪いと思います。
そこで、この記事では筆者もお世話になっている画像編集ソフトを紹介していきたいと思います。もちろんフリーソフトなので、無料で使うことが可能です。
筆者愛用の画像編集フリーソフト紹介
GIMP
画像編集ソフトで有名なものに、Photoshopというものがあります。これは非常に有名なソフトでして、個人利用は勿論のこと、イラストレーターやYoutuber、企業なんかでも多く使用されているソフトです。
しかしこのPhotoshopはサブスクプランでお金がかかる上に、中々に高額なので、個人で利用するには二の足を踏むと思います。しかし、多くの人間がPhotoshopを使っており、こいつ固有のPSDファイルというものまであるのが困りものです。
それを解消できるのがこのGIMPというソフトです。これは無料版Photoshopというべきデザインになっており、レイヤーでの画像管理などを得意としています。非常に多くのユーザーがいることもあって、有志が作ったプラグインも多数配布されており、足りないなと思った機能を付け足すことも可能です。
もちろん、流石に有料ソフトであるPhotoshopに勝るかと言われればそこは否定せざるえないのですが、少なくともお金に限りのある個人使用においてはこれで十分だと思える程度のスペックは備えています。
Paint.NET
GIMPと同じくレイヤーでの画像編集に、プラグインも存在している優秀なソフトです。これとGIMPの違いはというと、よりお絵かきに特化しているのがこちらということでしょうか。GIMPは絵を描くというよりは画像を編集することに重きを置いているのですが、Paint.NETはどちらかというと絵を書いたついでに画像も編集できるという使用感です。
あと動作がGIMPに比べて軽めでキビキビ動くのも特徴で、簡単な作業しかしないという人にはこちらの方が向いていると思います。
FireAlpaca
こちらは更にイラストを描くことに特化したソフトです。レイヤーは勿論ありますが、それは画像編集用というよりはイラストを描くための階層分け向けのものです。
スマホやタブレットでいうところのアイビスペイントみたいなものと考えてもらえばよいでしょうか。
筆者はSNSのアイコンなんかを自分で描いてみたいなんて時に使っています。
Caesium
このソフトは非常に限定的な画像編集が可能なソフトです。このソフトで出来ることは、解像度の拡大縮小、ファイル形式の変換、データ容量の圧縮になります。
例えばたくさんスマホで写真を取ったけど、解像度が大きすぎてクラウドストレージに保存しておくにはかなり容量を食ってしまうという状況になったとしましょう。けれどたくさんあるその写真を1枚1枚編集して小さくするなんて、とてもやってられないですよね。
そんな時にこのCaesiumは重宝されます。なんと大量の画像が入ったファイルを、Caesiumのウィンドウにドラッグ&ドロップしてやれば、一度にそれらの画像ファイルの圧縮が可能になるのです。
機能的には単純で、これ単体で出来ることは少ないのですが、できるだけ画質を劣化させずに、一度に大量のファイルを編集できるという点は上述した他のソフトには無い機能となっています。
Real-ESRGAN-GUI
解像度の低い画像を無理やり拡大すると、画質が粗くなってしまうのは、画像を編集したことがある人であれば知っていると思います。それを極力を抑えてキレイに解像度を拡大するためのソフトが、このReal-ESRGAN-GUIになります。
最近多くなってきている、AI補正による画像拡大機能でして、結構自然な感じで画質を補完しつる拡大が可能となっています。
まとめ
たしかにPhotoshopがあれば、多くの画像編集作業が、拘って可能になるのは事実です。しかしPhotoshopを含め、Adobeソフトのサブスクプランはもう高いのなんの。少なくとも、直接的に仕事に関わる作業になっていないのであれば、フリーソフトで十分だと思っています。
皆さんもPhotoshopに手を出す前に、まずフリーソフトを試してみましょう。いきなり大金を払うより、こちらで十分だとわかればそれで良いでしょう。