サードパーティ製のゲームアクセサリの老舗国産メーカーであるホリ。ここは昔から純正品よりも多機能なコントローラーなどを出しており、中々良いメーカーだと思います。私自身も結構お世話になっており、PS系のコントローラーやアケコンなどを何度も買って使わせてもらっています。
ただ最近はホリ以外にも様々なメーカーがゲームコントローラー業界に参戦しているので、他にもコスパが良くて高性能な製品も多くなってきています。
そんな中で販売されたこの新型ホリパッドは、今回PC向けの製品として開発されており、Steamの公式ライセンス製品となっています。この記事では10月末日に販売される予定の、ワイヤレスホリパッド for Steamについて纏めていきたいと思います。
ワイヤレスホリパッド for Steamについての考察
スティックは丈夫だろうと推測
スティックは残念ながら、ホールエフェクトスティックではありません。機械的接点のある従来のスティックなので故障知らずとはいかないでしょう。
ただ、ホリのスティックって少なくとも純正のスティックよりは丈夫な設計になっているものが多いです。例えずスイッチ向けのコントローラーに搭載されているアナログスティックですと、サイズが内部で大型なものになっていて、純正品よりも頑丈になるように設計されていました。
このコントローラーにもそういった、従来の仕組みであっても頑丈になるように設計されたものが採用されていれば、すぐさま酷いドリフトで壊れることはないだろうと推測できます。
追加ボタンは正面が残念か
最近のコントローラーには、背面などに追加でボタンが用意されています。そこにアナログスティックを押し込んだ時のボタン操作などを配置することで、より使いやすくする機能が実装されているのです。
本製品にもそのボタン機能は当然搭載されていて、それが背面部分と正面の下側に配置されています。
背面は他のコントローラーでも多く採用されている部分になるので無難な選択だと思います。特に押しにくいということはなさそうです。
ただ前面のこの位置はちょっと押しにくいかもしれません。なにせ親指で押さないといけない位置なので、通常の操作と併用して押すことは難しいですし、それこそ使いこなすなら伝説のAC持ちをしないときつそうです。
カスタマイズアプリがあるのは良い
Steam公認コントローラーなのでSteamソフトウェア上でもボタンアサインは可能ですが、他にも専用のカスタマイズアプリでボタンアサインを変更することが可能です。
特にこのアプリ上ではジョイスティックの設定も可能となっているので、もしかしたらデッドゾーンを無効化するなんてことも可能かもしれません。もしこれが可能であれば、APEXなどのFPSゲームでも一線級に活躍できる可能性があるので、デッドゾーン無効化設定は実装しておいてほしいところです。
値段は8000円と高めではある
価格は約8000円となっているので安くはないと思います。コスパだけで見た場合はもっといい中華コントローラーは多いと思います。
けれどこれは老舗国産メーカーのコントローラーで、保証もしっかりしている製品です。少なくとも海外メーカーとの間にへんな代理店を挟んでの販売ではありませんので、保証期間の間の故障が起きて対応の段階でごねられるという事は少ないはずです。
また、安くはないとは言いましたが、m別に極端に高いわけでもありません。公式ライセンス製品で無線対応、プログラムボタン機能ありと考えれば普通の価格設定になっているので、特別割高な価格設定になっているわけではないのです。
Amazonとかで日本で知名度の無い中華メーカーのコントローラーを買うのに不安がある人であれば、ホリパッドはド安定の商品と言えるでしょう。