Logicoolは自社製のメカニカルスイッチを使ったキーボードを作ることが多いですが、中にはCherry製のスイッチを使ったゲーミングキーボードも存在しています。今回紹介するキーボードはG610。単色発光ながらメディアコントロールキーも兼ね揃えたコスパの高いキーボードです。
製品特徴
Cherry製のスイッチを採用
Logicoolにしては珍しく、Cherry製スイッチを採用しています。安定した品質と性能に、ブランド力を兼ね揃えた良品です。
青、赤、茶軸が存在しますが、安いのは青軸のものだけなのが困ったところです。茶軸も1万2千円ほどで高くはないのですが、青軸の安さの前にはどうしてもかすみます。
あと赤軸はあまり在庫が存在しないのか、ネットショップではあまり見かけません。
Nキーロールオーバーも当然対応しているので、同時押しもばっちりです。
キーキャップは二色成形
二色成形キーキャップを採用しています。印字ハゲを気にしなくても大丈夫という点は評価があがります。カナ印字も消してあるので、アルファベットキーがごちゃごちゃしておらずスタイリッシュです。
また、Cherry製のスイッチなので、他社のキーキャップと互換性が高く交換が可能です。
LEDライティング機能
単色発光なのでRGBをビカビカ光らせたい方には向きませんが、上品で落ち着いたデザインです。一見するとゲーミングキーボードには見えないほどで、赤軸モデルであればオフィス用途にも向いていると思います。
また、単色発光と入っても一部のキーだけ光らせたりなど、そういった変更は当然対応しています。
専用ソフトウェア対応
ロジクールゲーミングソフトウェアに対応しているので、使い勝手はかなり高いです。マクロを組んだりショートカットを適用したりと、自分の用途に合わせて操作性を向上できます。
なお、GHUBだとハードウェアの方に設定を保存できないし、バグも多いです。旧式のソフトですがロジクールゲーミングソフトウェアを使用しましょう。
メディアコントロール可能
キーボードから音量などの調整が可能なので、ゲーム中でもそのまま操作ができるようになります。地味な機能ではありますが、とても便利です。なによりこの安さでメカニカルスイッチかつメディアコントロールも搭載しているのは中々ありません。非常にコスパが高いです。
質感が非常に上品
指紋の目立たないつや消しブロックボディ。編み込み式のケーブルなど、安いからと言って見た目で手を抜いている部分も見られません。高さ調整も三段階可能と、とても充実しています。単色LEDなのも相まって、高級感を感じさせます。
総評
Logicoolの製品らしく、高い水準で纏まったコスパの高い製品です。キースイッチもCherry製なので互換性も高く、キーキャップを交換して遊ぶことも可能です。また、フルサイズキーボードではありますが、コンパクトにまとめられたデザインなので、無駄に机を占有することもありません。
安価でここまでの機能をもったキーボードなのでコスパ最強の製品です。