E元素は中国のメーカーです。前までは主に交換用のキーキャップを製造しているメーカーでしたが、ここ最近はメカニカルキーボード自体も積極的に発売するようになってきました。
今回紹介するのは、そんなE元素から発売される格安ゲーミングキーボードであるK600です。
スペック
メカニカル青軸
よくある中華製の青軸を採用しています。カチカチするし底打ちしたとき響く為。静音性はありません。
しかし打鍵感は非常に良いため、音が気にならない環境下にいるのであれば問題ない性能でしょう。
LEDライティングについて
パッと見RGBに見えますが実際は単色です。一列ごとに別色のLEDを使っているだけです。
FN+INSキーで発光パターンを9つのプリセットの中から変更可能です。値段を考えたら結構多い数だと思います。
キーキャップは二色整形
値段は安くともキーキャップメーカー製なので、使用しているキーキャップ自体の品質は高いです。しっかりと二色整形のものを採用しているので、印字ハゲは中々起こらないでしょう。
スイッチ交換可能
はんだ付けなどで固定されているわけではないので、軸の交換が可能です。スイッチが一個壊れたとしても自分で交換修理可能なのは良い点でしょう。
英語配列のみ
日本語配列は存在しません。ここは好き嫌いがわかれるところだと思います。
総評
良い点
- メカニカル
- 二色整形
- 安い
悪い点
- うるさい
- RGBもどき
- 見た目が安っぽい
- 英語配列のみ
- マクロ・ソフト無し
英語配列、青軸のみだったり、実物は結構安っぽい見た目をしていたりと、値段に納得できる面も多いです。それでも十二分にコスパの高い製品だとは思いますが、高級感を求めているのであれば避けた方が無難です。
また、ゲーミングと謳っていますが、アンチゴースト機能くらいしかそれらしい機能はないです。マクロもソフトウェアも存在しないです。
しかし、メカニカルのフルキーボードでありながら4000円を切るという圧倒的な安さです。メンブレンを卒業してメカニカルデビューしたい人や、とにかく安い価格でメカニカルキーボードが欲しいという人にはおすすめできるキーボードです。キーキャップのみを変更した派生モデルもあるので、変わったキーキャップが欲しければそちらを買うのも良いでしょう。