(Quoted from au)
auの5Gスマホがなんだか安い。ホームページを見た人であれば、そんな風に思った人もいると思います。かえトクプログラムというものを契約すれば、最終的な支払いで安くなるというものなのですが、これって大きな落とし穴があることをご存知でしょうか。今回は実はぜんぜんお得ではないかえトクプログラムについて注意喚起していきたいと思います。
かえトクプログラムの落とし穴
一見するとすごく安い
(Quoted from au)
でかでかと安くなっている数字を太字にすることで、購入者を真実の値段から逸らす手法で掲載されています。広告表示で違法にならないスレスレをいくこの手法は、正直悪質とすら感じられます。
しかし、※の細い文章を見れば真実の値段がわかります。結局が十万円超えもする高級品であることが理解できます。割引額が分かるようになってるから良いという意見もありますが、本当にこの差額だけ割引になると思ったら大間違いです。
約二年以内に機種変更が必須
(Quoted from au)
このプログラムを適応するのであれば、購入した端末を13ヶ月から25ヶ月以内にauに下取りに出し、なおかつauで新しいスマホを購入する必要があります。
つまりこのプログラムは定期的にauのスマホを購入するように誘導する、まさにキャリアの邪悪な面を体現したかのような契約になっています。
さらにこのプログラムが適応される端末はハイエンドスマホであり、故障さえしなければ二年以上余裕で使っていけるスペックがあります。そんなスマホを25ヶ月以内に交換するように即してくるので、消費者側は無駄に搾取されることになります。
本当に差額ぶん安くなると思ったら大間違い
このプログラムは下取りにより成り立っています。下取り額は端末の状態によって減点方式で下がっていきます。
液晶の割れはもちろんの事、傷だったり落ちない汚れだったり。有機ELだったら画面焼けする可能性も視野に入れなければなりません。下取り額は最大で22000円マイナスされるか、そもそも下取り拒否される可能性も存在しています。
気をつけて使っていても細かな傷や汚れなんかはどうしても付くので、それでどれだけ減点されるかはわかったものではありません。特に悪質なショップだと、業務成績と売上のために難癖つけてマイナスしまくってくる筈です。
契約を遂行しない方が特な理由
二年以上使っていける
本来の値段を支払う必要がありますが、二年以上購入したスマホを使えます。ハイエンドスマホが主な対象なので、型落ちしても性能的に不満を感じる事もまずないでしょう。
フリマアプリなどで売ればいい
何もスマホを必ずauに下取りに出す必要はありません。メルカリなどで売却すれば、下取り額と同等かそれ以上に高い値段で売却することが出来るでしょう。
幸い下取りを拒否も可能
幸いな事に、このプログラムに契約したとしても、必ずしもスマホを売却する必要はないです。その場合は特に違約金が発生することもなく、本来支払うはずだった代金を続けて支払う事になります。
総評
- 約二年でスマホを買い替え
- 査定で最大22000円マイナスされる
- そもそも下取りして貰えない可能性あり
必ずしもに下取りに出す必要はないので、仮に契約していたとしても結局スマホ代金を満額支払うことになるだけです。しかし、最初の金額で騙されてしまう人も多いので、あまり良いプログラムとは思えません。
auで下取りしてもらわなくとも、最近はメルカリなどのフリマアプリで売却する手段もあるので、そちらの方が儲かる可能性もあります。もしショップ店員に下取りをそそのかされても、まず自分で相場を調べてみることが重要だと言えるでしょう。