イヤホン、音源にこだわりがあっても、それを活かす再生機器がないと効果は半減してしまいます。今までパソコンで音楽を聞くときは、普通に本体のイヤホンジャックに繋いで使用していましたが、非常にお手頃価格でUSBDACが存在していたので、今回はそれ、Creative Sound Blaster Play! 3について紹介していきたいと思います。
製品特徴
非常に小さな筐体
トップ写真のように非常に小さなサイズ感で、USBメモリにちょっとコードを足した程度の大きさになっています。この大きさであれば、机の上にあっても邪魔にはならず、置き場所に困ることはないでしょう。
音質に関して
少なくとも、本体のイヤホンジャックと比べたら明らかに音質は向上しています。今まで聞こえなかった音色も聞こえるくらいにはいい音が鳴っているので、流石ハイレゾ対応機といったところでしょうか。
しかし、DAP程ではないので、あくまで普通に繋ぐよりは良いといった程度の印象です。安い製品ですし、そこまで求めるのは酷でしょう。
対応端子について
イヤホンジャックは3.5mmの3極4極どちらにも対応していて、マイクも使用可能です。また、ヘッドセットなんかでよく見られるマイク用の端子を挿す穴もしっかり存在しています。
懸念事項について
妙なエフェクトがかかる
スピーカーのプロパティで、オーディオ拡張機能を無効にしないと変なエフェクトがかかってしまう問題があるとの事ですが、当方ではその現象は見られませんでした。そもそもオーディオ拡張機能の項目自体がなくなっていました。
Windows側の更新なのか、はたまた製品の更新かはわかりませんが、現在この問題は解決ずみのようです。
クロストークについて
右の音が左に漏れるような現象の事ですが、当方ではその問題は発生しませんでした。もしかしたら波形測定でもすれば多少はあるのやもしれませんが、少なくとも私の耳で実際にテストした感じではその現象を確認する事はできませんでした。
環境の問題か、品質が向上したのか、それとも私の耳が糞耳なのかはわかりませんが、そこまで気にしないでも良い問題かと思います。
まとめ
小型かつお手頃価格ということで、初心者でも手を出しやすいUSBDACだと思います。YAMAHAなどの高級オーディオアンプには勝てるわけがありませんが、1700円程度でこれだけの音質を楽しめるのであれば、良い買い物といえるでしょう。