今回紹介するのはXiaomiから販売されているスマートウォッチ、mi band 4。スマートウォッチとしてエントリーモデルではあるが、その性能は必要十分と言った感じに仕上がっている。
製品特徴
長期間の連続使用が可能
通常版のBluetooth5.0ではなく、バッテリー消費の少ないLE版を使用しています。これにより多少通信性能は落ちるものの、電池の持ちを向上させています。
およそ20日もの間、充電せずと連続使用可能なのは非常に大きな利点です。流石にApple Watchほどの質感と性能はありませんが、安価で使い潰しがきくスポーツ向けのスマートリングと考えれば、十分すぎる性能であると言えるでしょう。
5ATMの防水性能
完全防水といっても差し支えない防水性能です。プールなどでの使用も問題ないでしょう。ただ、Bluetoothは水中では途切れるので、スマホとの連携は悪くなります。
また、防塵にも対応しているので、多少の砂や埃なら内部に入り込む心配はしなくてもよいでしょう。
完全防水なので水場で使用しても問題ない。
ただし、防水規格はお湯は対象外なのでお風呂場なんかはやめたほうが良い。
文字盤のカスタマイズ機能
mi fitやその他のアプリを使うことで、文字盤を好きなものにカスタマイズできます。ファームウェアの更新を行えば、自分で用意した画像を文字盤にする事も可能です。
充電速度が早い
驚異的なまでの充電速度であり、たったの一時間の充電で満充電になります。一時間で20日分を充電できるのはすごいと言わざる得ません。
ただし、充電は専用の充電ケーブルが必要である点と、いちいちシリコンバンドから本体を取り外す必要があるので、そこは少々面倒くさいです。シリコンバンドを手荒くつけ外ししていると、破れたりする危険性もあります。
フィットネスセンサーの充実
そのへんの中華製格安スマートウォッチは、いい加減なセンサーを使用しているため、色々な測定値はあてにならない事が多いです。しかし、この製品は大手Xiaomi製だけあって、3軸加速度センサー、3軸ジャイロ、光電式心拍センサーと三つも使用しています。
無論これが正確な数値を測れるとは断言できませんが、そのへんの無名メーカーよりは説得力があるといえます。
低価格帯のスマートウォッチの測定機能はいい加減なものが多い。
専用アプリが少々使いにくい
専用アプリとの連動がないと、このスマートウォッチは真価を発揮できない。しかし、この専用アプリはあまり良い性能とは言い難く、最近になって広告まで入るようになってしまったのが辛いところです。
関連商品の充実
Xiaomiは中国の大企業であるため、このスマートウォッチには本家・サードパーティ製問わず、関連商品が充実しています。保護フィルムは勿論の事、マグネット式のバンドなどもあります。こういった関連商品の多さは、純正の部品が破損した際の救済措置にもなるので便利です。
流石にApple Watchほどではないが、それでもAmazonで検索するとよく出てくる。
型落ち品である
すでにこの製品は後継機が出ています。ではなぜ後継機の方ではなく、こちらを紹介しているかというと、型落ちのおかけで安く購入できるからです。
確かに後継機の方が高性能なのは事実ですが、mi band 4も十分な性能を持っています。
まとめ
良い点
- 長時間の連続使用が可能
- 高い防水防塵性能
- 充電速度が早い
- フィットネスセンサーの充実
悪い点
- 充電が面倒
- アプリが使いにくい
- 型落ち品
型落ち品ではありますが、スマートウォッチとしては十分すぎる実用レベルの性能を保有しています。 それでいて価格も安くなっているし、関連商品も豊富である点は非常に便利です。
デザイン的に高級感があるというわけではないので、フォーマルな場にはそぐいませんが、カジュアルな場ではもちろんの事、その防水防塵性能の高さを生かして、スポーツのお供なんかにも最適です。
スマートウォッチは欲しいけどお金はかけたくない、よくジムに通ったりジョギングやスイミングをする、そういう人にはおすすめの製品です。