昨今はゲーミングデバイスが流行っている事もあり、中華製で多くのゲーミングメカニカルキーボードが存在しています。当然玉石混交で、中には安かろう悪かろうな製品も多く存在しているのですが、今後が期待できる商品も当然多いです。
今回紹介するe元素のZ-88も、中々の安さに加え、かなり高性能なキーボードになっています。
スペック
メカニカルスイッチだが一味違う
使われているのはoutemu製のスイッチです。よくある中華製のCherry互換スイッチです。これだけだと安物感が拭えませんが、このキーボードのスイッチはなんと簡単に交換が可能です。
引っこ抜いて別のスイッチを指すだけOKなので、仮に一つスイッチがチャタリングを起こしたなんて場合にも個人で修理する事ができます。
底打ちするとうるさい
作りが安い事もあってか、底打ちするとキーンという金属音がなります。これだとせっかく赤軸を使っていてもうるさいので、かなり残念な気がします。
ケーブルも交換可能
古いタイプのAndroidスマホの充電ケーブルでも多様されてきた、MicroUSBケーブルで有線接続します。付属のケーブルに不満があるのであれば、いっそ交換してしまうのも手です。
特にキーボードでホワイトカラーを選択した場合、なぜかケーブル色がだっさいグレーカラーなのでそうした方が統一感が出ていいでしょう。
LEDライティングパターンも豊富
ソフトウェアにこそ対応していませんが、キー操作で発光パターンを変更することが可能です。発光パターンも十種類あり、速度変更に単色発光時の色も変更可能と、ハードウェア操作のわりに豊富です。
光ってないと安っぽい
値段が安いから当たり前ですが、よくよく見ると安っぽい見た目です。よく見るとネジ止め箇所が確認できるなど、無骨な面も目立ちます。
しかし光らせてしまえばわからないので、あえてそういう作りにして価格を抑えているということでしょうか。
ホワイトカラーも存在
白色のカラーも存在しているため、デスク周りを白で統一している人にもおすすめできます。ただし、前述で触れましたがケーブル色はなぜかグレーです。合わない上にダサいので、白色のMicroUSBケーブルを買ったほうがいいです。
まとめ
良い点
- 交換可能なスイッチ・ケーブル
- 豊富な発光パターン
- ホワイトカラーも存在
悪い点
- 底打ちすると煩い
- 消灯時に分かる無骨さ
- 白カラーのケーブルのチョイス
ソフトがないのでマクロの面に不満もでるかもしれませんが、よくわからない中華ソフトを入れたくないという層も多く存在しているので、これはプラマイ0といったところでしょうか。
なによりキースイッチの交換が容易な点は高評価です。高級キーボードだとLogicoolのものに同じ機能のものがありますが、そちらは4倍くらい価格差が存在します。
安価でコンパクトな英字配列キーボードは、ゲーミングデバイスには最適な商品と言えるでしょう。
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