一身上の都合により、キャリアSIMでないと駄目な人も一定数いると思います。会社都合でキャリアメールが使えないと困るとか、家族割引を考えると格安SIMにする必要がないとか。
今回の記事では、そういった人の為に現状キャリアショップで購入可能なおすすめスマホを紹介していきます。
5Gスマホはここでは選択しない
現状、5Gはエリアが伸びていないので、一部の都心でしかまともに繋がらない状況です。田舎住みだとまず縁のない状況でしょう。にも関わらず、キャリアショップで5Gスマホを購入してしまうと、回線契約を強制的に5G用のものに変更されてしまいます。
現在のプランの多くは、初年度こそ4G回線の契約と値段が変わらないものが多いですが(5G応援キャンペーンのため)、将来的には1000円分高くなります。
1年たっても5Gが充実しているとは言い難い状況なので、余分に金だけ払わされる事になりかねません。
5Gは基地局を多くつくる必要があるなかで、コロナ不況で景気が悪化している。2021年末になっても5Gが充実しているとは言い切れない。
選定基準
価格と性能のバランスが良い、いわゆるコストパフォーマンスを重視した選定です。それでいて、5Gが普及するまでの様子見をかねて、ミドルプライス価格で買えるものを選択しています。
価格帯的に本気でゲームをやり込むような性能ではないので、もしゲームをガッツリやりたいのであれば、キャリアで買わずSIMフリーのゲーミングスマホでも購入したほうが良いでしょう。
2年後の機種変更を視野に入れた選定。5Gが使えるレベルのエリアを獲得していれば、そちらにプランを移行してスマホを同時に機種変すれば良い。
キャリアショップで買えるおすすめスマホ
iPhoneSE
3キャリアどこでも購入可能です。
日本国内において大正義である、iPhoneシリーズから選ぶならこの機種です。高い処理能力でたいがいの事はそつなくこなせる優秀なスマホです。
ハード的にカメラ性能が時代遅れの1カメですが、ソフトウェアのおかげで以外とまともな写真が取れます。
AQUOS sense 4
ドコモで購入可能です。
いままでイマイチなスマホばかり作っていたSHARPですが、今回のAQUOSはかなり仕上がっています。
4万円ほどの価格帯でありながら、Snapdragon 720Gのおかげで処理能力は十分。おサイフケータイや防水などもこれまで通り。カメラ性能も多少は向上しており、十二分に使っていける優秀なコストパフォーマンスです。
唯一の不満点は、付属品が説明書しかない点でしょうか。
Galaxy A41
au、ドコモで購入可能です。
本体の処理能力は上で紹介したAQUOS sense 4には劣りますが、こちらにはAKGのイヤホンと、クリアケース、SIMピンが付属してくるので、液晶保護フィルムと充電器だけ用意すればそのまま使える手軽さがあります。
MediaTek製のSoC、Helio P65を使用してはいるものの、処理能力も廉価版スマホとしては及第点程度のものなので、ゲームなんかでの使用を想定しないのであれば、十分です。
AQUOS zero 2(ソフトバンク版)
ソフトバンク版は元フラグシップ機なのに2万円程度で購入可能です。
元フラグシップ機なので、カタログスペック上は非常に高性能です。しかし、かなり不具合報告が多い上に、電池の持ちも最悪なレベルで、使用者を選ぶスマートフォンです。
中華スマホも真っ青な値段で高性能機が欲しい人が、博打覚悟で購入するスマートフォンです。
まとめ
個人的にはAQUOS sense 4をおすすめします。保護フィルムは百円均一のフリーカットですませば良いので、ケースと充電器を買っても追加で5000円もいかないでしょう。
sense 3の頃はかつかつな処理能力だったのが、嘘のように快適なっています。鴻海傘下とはいえSHARPは日本人に馴染み深いメーカーなので、サポート的にも安心できる人も多いでしょう。