Googleは自社で開発したタブレットPC、Pixel Tabletの販売を予定しています。カタログスペック上では悪く無さそうにも見えますが、スマホのPixelの有様を見ていると不安感を感じるのも事実です。
今回はそんなPixel Tabletについて考察していきます。
まずはハードウェア面の強化が望まれる
スマホのPixelシリーズについて知っている方ならば、まず懸念されるのはそのハードウェア面の問題でしょう。
というのも最近販売されたPixel 6以降のスマートフォンは、当初コスパに優れていると話題になったものの、実際には、発熱で処理落ちするし、カスタムチップの性能が思ったほど伸びなかったり、寒暖差でカメラのガラスが割れてしまったりと、ソフトウェア面以外の部分に欠点を抱え問題を発生させています。
天下のGoogleが安かろう悪かろうを実行してしまったことで、あまり信頼性が無いんですよね。下手な中華でも寒暖差でカメラ割れますなんてのは起こしてません。
結局は外注で作らせている筈なんで、外注先を変えるなりしないと、Pixel Tabletも同じ末路を辿りかねないのは言うまでもないでしょう。
iPad超えをするには課題が多い
AndroidタブレットがiPadに勝てない理由にUI面の問題があります。AndroidタブレットのUIって、結局のところスマホ向けのAndroidをタブレットにはめ込んだだけなんですよね。
ところがiPadのiOSは、iPadでも使えるように最初からデザインされているせいか、使いやすさの面では大幅にiPadに劣ります。
更に、iPadって以外にも安いんですよね。iPhoneはかなり割高な印象があると思いますが、iPadは2021年モデルでも5万円以下で買えるものもありますし。
変な中華ブランドが氾濫していて、何買ったら良いかもわからない状態で、Appleが5万円でタブレット売りますよ、なんて言ったらそっちに流れてしまいますよね。
GoogleのブランドであればAppleに負けてはいないでしょうが、この5万円の壁を超えないと、やはりiPadほどの売れ行きは期待できないでしょう。
スピーカー無しの廉価モデルとかいうダメそうな仕様
これは個人的な意見なんですが、タブレットってそれ単体で完結しているものだと思ってます。少なくとも、タブレットとイヤホン繋いで音楽なんて聴きませんし。
多くのタブレットユーザーは、音楽はスマホで聴いて、タブレットでは動画鑑賞や漫画を読んだりするのに使うと思います。で、いちいち動画を見るためだけに、イヤホンなんて使わないんですよね。
なのにスピーカー無しモデルなんて使ったら、気軽にYoutube見る際にもいちいちタブレットにイヤホン繋いでなんて面倒くさい手間が発生します。もしこれでイヤホンジャックなんて無かったら、いちいち無線イヤホンを取り出して接続してなんて手間が追加されます。
スピーカーケチった廉価版モデルなんて、あまり求めてる人は以内と思うんですけど。
まとめ
色々不安な点が多いですが、私個人としてはPixel Tabletの販売はありがたいです。これがiPadの廉価版並の価格で販売されるのであれば、確かなブランドでそこそこの性能のものが買えるようになるのは事実ですのでね。
Androidタブレット市場がより盛り上がってくれることでしょう。