格安ガジェットブログ

格安ガジェットブログ

月水金の隔日更新!ガジェットの紹介、コラムを書いてます。

最近また話題になってきた折りたたみスマホについて

https://free-materials.com/adm/wp-content/uploads/2017/09/adpDSC_7602-750x499.jpg

最近はGoogleが折りたたみスマホを出したこともあって、これの熱が再び上がってきた気もします。

ただこの折りたたみスマホというジャンルは、正直あまり良いものとは思えません。この記事であはこの折りたたみスマホが何故駄目なのかについてまとめていきたいと思います。

折りたたみスマホが何故駄目なのか

すぐ壊れる

多くの折りたたみスマホが液晶の真ん中をひん曲げて折りたたむ機構になっていますが、これはかなり無理のある構造です。普通に使っているだけ負荷がかかり、一年もしない内にこの曲がる部分の液晶はシワになったり映像がまともに移らなくなります。

これは仕様によるものなので、無償修理を受けることも難しいですし。もしキャリアのカエトクプランで購入していた場合、下取り時に大幅な減額ペナルティを受けることになります。

 

普通の保護フィルムなどは使えない

この曲がるという機構の関係で、画面保護のガラスやフィルムも基本的には使えません。一部専用のTPUフィルムなどもあるようですが、特殊仕様などでお値段が結構します。それにしたってやはり曲げ続ければ駄目になってしまいますし、つど張り替えれば本体以外にもお金が掛かってしまいます。

 

ケースに至っても同様で、この面倒な仕様のため普通のスマホと比べてケースの種類も少なく、割高になりがちとなります。

 

 

ひと手間増えるだけ

折りたたみ機構のせいで手間が増えます。

  • 通常スマホ:ポケットから取り出す→生体認証で画面オン
  • 折りたたみ:ポケットから取り出す→画面を開く→生体認証で画面オン

一工程増えるだけじゃんと思うかもしれませんが、皆さんはこのスマホを取り出し画面をつけるという行動を日に何度行うでしょうか。毎日何度も行う動作である以上、無駄を削って時間を節約するのがスマートというものです。

ガラケー時代に逆行している折りたたみスマホは、無駄が増えただけの間違った進化と言えるでしょう。むしろ退化しています。

 

値段が相変わらず高い

この無駄な機能を搭載するため、スマホの製造コストはかなり上がっているようです。それは実際スマホ自体の値段が物語っています。実際iPhoneの最高スペックの最新機種iPhone 14 Pro 1TBが240000円なのに対し、折りたたみスマホGoogle Pixel Foldは253000円もします。

上記のiPhoneは正直成金仕様なのでそこまで大きな差はないですが、大衆が普通買うモデルであろうiPhone14 256GBでは135000円なのでかなりの差があると思います。

ハイブランドであるAppleiPhoneシリーズと、比較的お求め安いGoogleのPixelシリーズなのに、折りたたみになっただけで値段差がひっくり返っているのだから、コスパの面では最悪といって良いでしょう。

 

まとめ

耐久性を減らし、コスパが悪くなった結果が無駄が増えただけなので、やはり折りたたみスマホなんて技術の発展を自慢するだけのオタク向けスマホでしかないことはわかると思います。皆さんがスマホを買うのであれば、高性能なら素直にiPhoneを買うか、コスパを求めるならミドルクラスのスマホを買ったほうが良いでしょう。

 

Apple iPhone 14 256GB
iPhone14シリーズの中では一番バランスのいいモデル。
 

 

 

HOME