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リストレストで中々理想のものと出会えなくて困っている

キーボードを使う上で、必須ではないけど腱鞘炎対策にもなるのであると便利なのが、リストレスト(パームレスト)と呼ばれる手首起きです。

筆者はキーボードにはそこそこお金をかけており、リストレストにも当然こだわりがあるのですが、なかなか理想のものと出会えないです。

今回は材質別にどうして現在理想のリストレストを見つけられていないか、纏めていきたいと思います。

 

材質別リストレスト評論

木製

FILCOなどの大手メーカーが出している他、DIYでも作れたりするので結構ポピュラーなタイプの材質です。ただこれには明確な弱点があります

 

それは汗を吸って変色することです。人間である以上手のひらや手首がどうしても汗ばんでくるものです。筆者はどちらかといえばあまり汗をかかない体質なのですが、それでも多少は湿度を帯びてくるものです。

結果、手首を置いている部分は汗で湿ってくるのでどうしても色が変色してきて汚く見えてきてしまいます。臭いに関しては直接嗅いでも木の匂いしかしませんでしたが、それでも吸っているのは汗なので、不衛生に思えてきて気持ちのいいものではありません。

 

しかも汗でふやけてしまうせいか、だんだんとリストレストから細かな木片が出るようになってしまいました。もうここまでくるとケアのしようもないので、このリストレストは処分せざる得ませんでした。

 

私はこれの対策として、黒の漆塗りのリストレストを新たに購入し使用していましたが、通常の木製リストよりは長持ちしたものの、やはり手汗による劣化で変色が始まりました。

また、多少は汗の対策にはなっていたものの、リストレスト表面に汗が残って滑りやすくなるので、定期的に拭いてケアする必要があります。それをしても変色はしますが。

 

金属製

数は少ないですがアルミなどの金属製のリストレストは存在しています。しかしこれ、正直地雷感があります。

 

まず値段ですが、当然木製よりは高いです。

そして金属製なので冬場はキンキンに冷えます。リストレストではないですが、筆者は過去にメタルマウスパッドを使用していたことがあります。その際、冬場は冷たいを通り越して痛く、とても使うことが出来なかったことを覚えています。

また同じくメタルマウスパッドでの経験になるのですが、金属も汗で変色してきます。綺麗だったシルバー調の表面は、手首の置いていた場所周辺を白化してしまい、非常に見栄えが悪くなってしまいました。

 

これらと同じことが同じ材質のリストレストにも当然起こる筈なので、金属製のリストレストは買う気になれません。

 

 

ウレタンなどのクッション系

まず筆者はソフトタイプのリストレストが好きではありません。Razerのキーボードに付属してきたものと、FILCOで販売しているマカロンというリストレストを所持していますが、手が沈み込んでタイプがしにくく感じました。

 

そしてやはりこれも汗を吸いやすいです。表面がレザータイプで多少は汗をはじくとなっていたとしても、汗を吸わないわけではないので徐々に汗を吸ってしまいます。木製よりも深刻で、元の匂いが弱いからか明確に悪臭もしてきますし、このタイプはもはや消耗品と言ってもいいでしょう。

 

プラスチック系

こいつは最強の素材だと思います。

汗をほぼ吸わないし、汗での変色もほぼしない。手入れも簡単で洗剤で洗えますし、個人的には一番リストレスト向けの素材じゃないかと思います。

 

じゃあこれが理想でいいじゃん、と思いきや、ここにも大きな問題があります。

 

売ってません。

 

そう、プラスチック製のリストレストは単品では販売されていないのです。少なくとも、Amazon楽天市場、Yahooショッピングに加え、AliExpressでも見たことがありません。基本的にはゲーミングキーボードなどを買った際にアタッチメントとしてついてくるものしかありません。

 

このアタッチメントを単体で使用しようにも、それらはそのゲーミングキーボードと組み合わせて使うことを想定とされており、装着部分が邪魔になったりという問題が発生する上、元がプラスチックで軽いのにゴム足も対してついていないせいで、単品で使うとずれやすいのです。

 

まとめ

次なる理想のリストレストを探すため、筆者はAmazonの奥地へと足を進めました。そこで出会った新しいリストレストの素材は、アクリル製でした。近日レビューしますので乞うご期待。

 

Faluber 漆塗り木製リストレスト
低価格なのに質感の良いリストレスト
 

 

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