ゲームパッドのアナログスティックというのは結構ボロボロになりやすかったりします。多くの純正品のコントローラーは、アナログスティック部分がゴムなんかの軟質素材になっていて、滑り止めも兼ねているのです、材質的に削れたり劣化したりしやすいからです。
そしてサードパーティ製のパッドでは、コストカットのためかプラスチック素材であることが多いですが、こちらは手汗でかなり滑りやすいという問題を抱えています。
それらの問題を解決するために、スティックカバーも販売されていますが、そのへんの製品では手汗で結局滑り出してしまうのが常でしたが、今回紹介していくSetex ゲッコーグリップは、そんな心配がない最高のスティックカバーとなっています。
製品特徴
特殊な表面加工により滑らない
ゲッコーグリップはよくあるスティックカバーと違って、表面に特殊な加工が施されています。壁に張り付くヤモリの足にヒントを得たというこの表面加工によって、たとえ指が手汗で濡れていたとしても、グリップ力を損なわず吸い付くような触り心地を実現しています。
実際、筆者はゲーム中は結構熱中してしまい、指が汗ばんでスティックが滑ってしまうことが多かったのですが、このゲッコーグリップを装着してからというものの、そういった問題からは解き放たれることになりました。同じスティックカバーなのにこんなにも違うのかと感動したほどです。
大体の主要ハードのコントローラーなら装着可能
この製品はSwitch、Xbox、PSと大体の現行主要ハードのコントローラーであれば、スティック部分にこれを装着可能となっています。
サードパーティ製品だとしても、スティック部分の外形はだいたいこれらのどれかの純正品から逸脱していることは無いので、ほぼすべてのコントローラーに対応していると言えるでしょう。付けられないのはよほどのマイナー機種くらいかなと。
装着はちょっとコツを掴む必要がありますが、そこまで苦労せずに装着可能でした。
白色化しやすい点に注意
グリップ力がとても強いということは、皮脂汚れが溜まりやすいということでもあります、実際筆者のものも１週間に一度はアルコールティッシュなどで拭いてやらないと、白く汚れが目立ってきてしまいます。
拭いてしまえばきれいに戻るので、汚れが目立ってきた際には軽く表面を拭いてあげると良いでしょう。
まとめ
間違いなくスティックカバーとしては最高峰の製品です。スティックカバー自体は今まで安物と付属品を二種類使ったことがありますが、ここまで汗でヌメヌメしてこないものは初めてで、とても快適にゲームを遊ぶことができました。
ただ値段に関しては結構高めで、２１８０円もします。高さを大きく上げて操作性の改善を図るコントロールフリークと同じくらいします。もの自体は最高なのですが、カバーにそこまで出すのはちょっと、っていう人も居るでしょう。
ただスティックカバーを安物で済ませようという人は、絶対にこのゲッコーグリップを買ったほうが良いです。少なくとも安物を買って指が滑るくらいであれば、こっちを買ったほうが絶対に満足できます。
