今回紹介していくのは、KLIMから販売されているゲーミングマウス、Aimだ。ぱっと見胡散臭い中華製マウスなのは否めないが、求められるスペックは満たしているので紹介していく。
基本スペック
接続 有線
センサー レーザー式
ボタン数 6
dpi 500~7000
ポーリングレート 1000Hz
重量 記載無し(150g程度?)
有線接続
よくある編み込みされた普通のケーブル。無駄に赤黒で模様つき。変に無線にされるよりは接続もポーリングレートも安定するのでありがたい。
■センサーはレーザー式
普通のレーザー式センサー。有名メーカー製品と比べるのは酷だが、普通に遊べる。
■ボタン数は6個
通常のゲーミングマウスなので標準的なボタン数である。しかし、サイドボタンも大きめに作り込まれており、操作感は悪くないだろう。
■dpiは500~7000まで対応
少々ローセンシには弱いものの、それでも使えない程dpiが高すぎるわけではない。問題はソフトウェアで変更するにしても、500刻みでしか変更できない点だ。
■ポーリングレートは1000Hzまで
安物でもちゃんと500、1000Hzと選択可能。ソフトウェアで変更可。初期値は500hzなので、無理にソフトウェアで変更する必要はない。
■記載無しだが重量は重め
正確な数値はわからないが、そこそこ重量のあるタイプ。ブレにくいという面ではAimの名に沿っている。ただ軽いマウスに慣れている人には向かないかも。
その他の特徴
■ソフトウェアあり
一応ソフトウェアも用意されている。ただこのボタン数だと、やることはdpiとポーリングレートの変更くらいなもの。両方とも初期のままでも問題ないので、怪しげな中華ソフトを入れたくないなら必要ない。
■作り込みは値段相応
見た目だけならそこまで安っぽさはないが、LEDが若干クドい。ソフトウェアで消灯すれば問題ないが、前述の通り中華ソフトをいれるデメリットがキツイ。
■形状はオーソドックス
フォルムはIE3.0クローンなので、握り心地は担保されているようなもの。グリップが聞く横面なため、手を滑らす事もないだろう。
総評
もの自体はそんなに悪いものではないが、いかんせん二重価格表記が胡散臭ささを醸し出す。またLEDをピカピカ光らせて派手にしているのも、いかにも中華らしくていただけない。
性能以外の面で残念な点が目立つマウスであるが、これでも米アマでは結構売れている。海の向こうでも安さは正義という事だろうか。