Xiaomiと言えばスマホ業界では世界シェア4位の巨大企業です。利益率5%を掲げているだけあって、いずれの端末も非常に優れたコストパフォーマンスを誇ります。
今回紹介するスマートフォンは、Mi 9T PRO。Mi Note 10 Proが販売された今となっては旧式ですが、それでも凄まじい性能を持った良い端末です。
基本スペック
OS MIUI 10 (Android9ベース)
CPU Snapdragon 855
AnTuTu 約380000点
RAM 6GB
ROM 128GB
画面 6.39インチ
解像度 1080×2340
カメラ イン2000万画素
アウト4800万画素+1300万画素(広角)+800万画素(望遠)
バッテリー 4000mAh
寸法 156.7mm×74.3mm×8.8mm
重量 191g
OSはMIUI 10
Android9ベースなので、十分新しいOSを積んでいます。カスタムOSではありますが、基本的にはAndroid9と同じ使用感なので安心してください。端末への最適化がメインと言った感じです。ただし、バッテリー消費の面は優秀とは言えません。
Snapdragon 855採用
ハイエンドモデル御用達の高級CPUを搭載しています。故にAnTuTuスコアも約380000点と優秀な数値を持っているため、汎用型のスマートフォンとしてはゲーム性能も高いです。
RAMは6GB、ROMは128GB
ミドルスペックのスマホながら、ハイエンドモデルに負けないRAMとROM容量を持っています。MicroSDカードに対応していないため、容量はここで頭打ちですが、それでも十分すぎるROM容量です。
実はRAMもROMも他の容量に変更できますが、Amazon販売モデルだとこれが一般的なのでそれは割愛します。
画面は6.39インチ 解像度は1080×2340
今流行の大型ディスプレイです。解像度も非常に高く、グラフィックは非常に美しいです。しかも、このスマホは後述の理由により、完全にノッチが存在しません。細いベゼルしか存在しないので、大画面で動画やゲームを楽しめます。
高性能カメラを搭載
アウトカメラはトリプルカメラを搭載しています。これが中々に高性能で、夜景が若干苦手なくらいで、動画も写真もキレイに取ることが出来ます。
特筆スべきはインカメラ。なんとポップアップカメラを採用しており、仕様時にはカメラが上に飛び出して出現します。ギミックマシマシで故障が少々怖いですが、画素数もそこそこ高いため自撮りでもキレイな写真が撮影できます。
バッテリーは4000mAh
インフレを続けるスマホのバッテリー容量の中でも結構な容量です。しかしOSが電池を馬鹿食いするらしく、連続使用時間は7時間に満たないようです。モバイルバッテリーは常備したほうが良いです。
サイズ感と重量
サイズはぼちぼち大きいですし、重量もそこそこ重いです。バッテリーが大きいし仕方ないですが。最近のスマホはこんなもんですが、もう少し軽い方は良かったです。
その他の特徴
画面内指紋認証&顔認証
液晶画面内で 指紋認証を行えます。精度もそこそこ高いため、十分常用していけます。わざわざ画面内である必要性は感じませんが。
顔認証ははっきり言って産廃です。認証前にポップアップカメラが飛び出す動作が入るので、どうしてもそのぶん遅くなります。
オーディオ性能は高い
aptX-HDに対応している上に、イヤホンジャックも搭載しています。無線でも有線でもハイレゾ音質で音楽を楽しめます。
美しいボディ
金属感のある、暗めのグラデーションカラーを採用しています。見る角度によって印象が変わるボディが美しく、高級感を醸し出します。安くて高性能なのに、見た目も手を抜いていないとか隙がなさ過ぎですね
豊富な付属品
急速充電器にTypeCケーブル、ケースが付属します。フィルム以外は買う必要がないのは高評価です。ただし、ケースはつや消しブラックで、本体の美しいボディを隠してしまうため、それが嫌ならクリアケースを別途購入する必要があるでしょう。
ソフトバンクSIMのみ対応
そもそもが日本向けの端末ではないので、SIMの対応範囲は狭いです。技適にも通っていない点は残念な点です。
総評
こんなスマホが存在していたら、対抗馬はHUAWEIしかないなと脱帽する程に安い上に高性能です。Xiaomiはコレ以外にも高性能なスマホをいくつも開発しているので、流石世界シェア4位と言ったところです。
なお、現在このモデルは旧式です。Xiaomiは現在新型のMi Note 10 PROを販売している段階です。つまりこのMi 9T PROはセールやクーポンの対象になりやすくなったということです。今後様々な通販サイトでお安くなることが予想されるので、気が向いたら見て回ると良いかと思います。