アメリカの陰謀でスマホ業界から締め出される形になってしまった悲劇のメーカー、HUAWEI。GooglePlayが使えなくなったり、Androidが更新されなくなるという噂もあるが、すでに販売されている機種においてはそうなることはないと、二社は明示しています。
三大キャリアにおいても一時期販売見送りとなったが、いつの間にか販売開始されていた機種P30 lite。このコスパ良好なスマートフォンの紹介をしていきます。
基本スペック
OSはEMUI 9.0
自社独自のUIにカスタムしたAndroidOSを使用しています。かゆいところに手が届く、使いやすいカスタムOSで、使った人たちの評判は概ね良いです。
CPUはKirin 710
HUAWEI独自開発のCPUを内蔵しています。Snapdragon 660に近い性能を持っているCPUで、AnTuTuスコアも170000点弱と必要十分です。ただし、KirinCPUはグラフィック性能は控えめなので、3Dゲームを遊ぶのは辛いです。
RAMもROMも必要十分
RAM4GB、ROM64GBとエントリーモデルとしては必要十分か、それ以上の内容になっています。また、MicroSDカードにもしっかり対応しているので、容量を増強する事も可能です。
中々のカメラ性能
トリプルカメラを採用しています。超広角レンズがあるので広い画角で写真撮影も可能です。
エントリーモデルのスマホのカメラは、あまり性能が良くない事が多いのですが、流石にHUAWEI製のスマートフォンだけあって、中々に優秀なカメラ性能を誇っています。流石に動画撮影に関しては値段相応ではありますが、静止画撮影に関してはエントリーモデルという区分の中では頑張っている方でしょう。
バッテリー及び充電性能も高水準
そこそこ大きめのバッテリーを搭載しているので、日常使用程度なら余裕で1日以上は持ってくれる筈。さらに独自の急速充電規格、HUAWEI Quick Chargeを採用しているため、付属の充電器を使えば凄まじい速度で充電できてしまいます。
ハイレゾ対応
このスマホハイレゾにも対応しています。内蔵スピーカーはモノラルなので、単体ではあまり意味はないですが、良いイヤホンや別のスピーカーを持っていれば、ハイレゾ音質で音楽を楽しめる。
豊富な付属品
イヤホン、充電器、ケーブル、クリアケースが付いてくるので、別途用意する必要があるのは液晶保護フィルムくらいなもの。エントリーモデルでこれだけ付いてくるのは助かります。
まとめ
良い点
- そこそこの処理能力
- ROM・RAMも必要十分
- ハイレゾ対応
- 充電速度が早い
- 豊富な付属品
悪い点
- GPU性能が低い
- 旧式
さすが世界的シェアを誇っていたHUAWEIだけあって、エントリー~ミドルモデルの価格帯でありながら殆ど隙がないです。弱点といえるのはグラフィック性能くらいなもので、それもあまりゲームをしない人間には関係ない部分です。
これだけ優れた本体性能を持っておきながら、付属品も充実している。キャリア縛りの人でも購入可能なのも高評価です。一応SIMフリー版でもau VoLTE対応SIMに対応との情報もあります。