皆さんはAP2というものを知っているでしょうか。これはAirPodsのパチもんイヤホンに付けられ俗称のようなもので、現在も数多くの偽物AirPodsが製造されています。
今回紹介していくのはそんな偽物AirPodsの中でも最初期に製造されたi7sという製品です。多くのメーカーにが販売し、外側は同じでも中身が違うものが多く存在している問題作です。決しておすすめできるものではないので、警告文として参考にしていただければ幸いです。
スペック
Bluetoothについて
概ね4.0から4.2に対応している事が多いです。Bluetooth 5.0対応なんて謳っていても、中身は4.0だっらという事もあるのであまり信用しない法が良いです。
接続方法もボタン操作を必要とするので、最近の完全ワイヤレスイヤホンのようにケースから取り出したら自動でペアリング開始とは行きません。
コーデックはSBCのみ
少なくともi7s系の完全ワイヤレスイヤホンで他の高音質コーデックに対応しているものは目にしたことがありません。
それゆえに音質は悪く遅延も大きいです。音質に関してはもはやSBCとか関係ないレベルで劣悪で、100円ショップのイヤホンにも劣ります。
再生時間も短い
完全ワイヤレスイヤホン最初期の製品でもあるので、ぜんぜん技術力が追いついていないです。その連続再生時間はわずか1時間半という短さです。
でかいし太い
技術力の問題で小型化しきれなかったのか、うどんは太いしイヤホン部分もでかいです。人によっては耳が痛くなるようなサイズなので、本家AirPodsとは違う意味でも人を選ぶ装着感です。
その他の特徴
とても安い
この完全ワイヤレスイヤホンはとても安い値段で購入が可能です。その価格はなんと千円以下という驚きの安さです。
もっとも、こんな酷い製品なら500円でも金ドブだと思います。
そもそも似てない
流石に最初期だけあって、たしかにAirPodsの偽物とはわかるものの、はっきりと偽物であるとわかる見た目です。タッチ操作ですらないのが哀愁を誘います。
カラーバリエーションが豊富
もはや似せられなかった事への開き直りなのか、多くのカラーバリエーションが存在しています。白いものでもぱっと見で偽物とわかるのに、こんなに色まで付けたら偽物にすらなっていないという状況です。
総評
良い点
- 安い
悪い点
- 存在そのもの
こんなできの悪い偽物を買うくらいであれば、もっとまともな完全ワイヤレスイヤホンを買ったほうが絶対に良いと断念できます。どうしても「AirPodsそっくりな完全ワイヤレスイヤホンが欲しいんだ!」という人にも満足いただけるような商品リンクを下に用意しておきます。