２０２０年１２月上旬、総務省の圧力に屈したドコモはついに低価格なSIM通信プランを打ち出してきました。
ahamoと呼ばれるこのプランは、20GBの月間データ容量にも関わらず値段は2980円ぽっきりという非常にお安いプランです。
しかしキャリアの事だしなんか落とし穴ありそうと怪訝そうに思っている人もいるでしょう。今回はこのプラン、どこが良いのかどこが良くないのか解説していきます。
ahamoの良い点
20GB使えて2980円は安い
やはり大容量で値段もお手頃というわかりやすさがこのプランの良さだと思います。外で動画を見まくったりしなければ十分足りる容量です。
仮にデータ容量を使い切ってしまったとしても、超過後の通信速度制限も1Mbpsに落ち込む程度なので、ネットサーフィンをするくらいであれば十分な通信速度といえるでしょう。
格安SIM会社だと、200kbpsとかもザラですし、同じ容量プランだと１０００円、２０００円増しも存在しているので、安くて早いプランということがわかると思います。
手数料無料で契約可能
他の会社だと契約時に手数料を３０００円徴収されることがありますが、このプランの場合は手数料は一切かからず無料です。
音声通話は５分以内なら無料
１回５分以内の通話であれば通話料金は無料です。よほど長電話しなければ十分すぎる時間です。５分を超えてくると３０秒につき２０円かかるので注意しましょう。
５Ｇも対応
まだまだ普及しているとは言い難いですが、５Ｇネットワークも使用可能です。通常時の通信速度にも期待ができますね。
定期契約・解約金なし
いままでのキャリアの悪の象徴とも言える要素が排除されており、好きな時に契約を解除できます(契約した月にそのまま解約できるかは不明)。
良くない点
キャリアメール提供なし
キャリアの通信プランですが、キャリアメールは使えません。いままでドコモだった人でもです。
キャリアメールを良く使っていた人にとっては、他メールサービスへの移行が必要です。
５月まではドコモでもMNP手続きが必要
同じドコモを使っていたとしても、２０２１年５月まではこのプランへの移行時はMNP手続き、すなわち電話番号の引き継ぎ準備が必要となります。どうもシステムの対応に時間がかかることが原因のようです。
この場合も手数料や解約金の負担はないようです。
手続きはウェブのみ
このプランへの契約は、ネットを介してのオンライン上でしか行なえません。人件費を削って手数料の無料と低価格化を図っているようです。
ウェブでの手続きに難しいことはありませんが、こういうのが苦手な人も少なからずいるので、そこは少し人を選ぶかなと思います。
まとめ
まだサービス開始前なので、今後変更があるかもしれませんが、現状に置いては非常におすすめできるプランだと思います。
対抗馬としては楽天モバイルのUN-LIMITプランがありますが、あれは未だにエリア拡大に手間取っているし、実際の通信速度もしょぼいので、勝負になってないですね。
そしてその他の格安SIM会社、このプランが提供される２０２１年３月を持って、存在価値は危ぶまれることになるでしょう。それほどまでにこのプランは魅力的です。なんせ安い、通信品質はドコモらしく安定している。MVNOの上位互換といっても過言ではありません。
次のプラン変更はドコモのahamoに決まりですね。今先行契約すればｄポイント３０００円まで付与されるので、ahamoに契約したい人は下記リンクを今すぐチェックしましょう！
