AnkerやSoundPEATSと並んで、格安TWSメーカーとして地位を確立しているTaoTronics。このメーカーは上記2つと比べると、若干地味な印象もありますが、使い勝手の良い完全ワイヤレスイヤホンを多数販売しています。
今回紹介していくSoundLiberty 97も、そこそこの音質に確かな実用性を搭載したTWSになります。
製品特徴
値段的に満足できる音質
若干低音域が弱い感じもしますが、全体的にバランス良く音域を表現しています。十分に音楽を楽しめるレベルです。
聴き疲れしにくい、いい塩梅の音作りだと思います。
対応コーデックも幅広い
AAC、aptXにも対応しており、AndroidスマホとiPhoneどちらでもそこそこ低遅延です。ゲームは若干厳しいかもしれませんが、動画くらいならば問題ないでしょう。
チップセットはQCC3020を使用しています。正直、ライバルのSoundPEATSが後継機のQCC3040を採用しているので、少々不満が残ります。値段的に仕方ないのかなとも思いますが。
9時間という圧倒的再生時間
格安エントリーモデルはもちろんの事、ハイエンドモデルをも凌駕しかねない、9時間もの圧倒的連続再生時間を実現しています。
ケースも最大3回まで満充電可能な、実用的なバッテリー性能です。
IPX8の完全防水
しっかりとした防水性能を持っており、汗や雨はもちろんのこと、冷水シャワーもそのまま浴びて大丈夫です。ランニング中にぽろりして、水溜りに落としたとしても問題なく使用可能です。
あくまで常温まで。防水規格は温水は想定していない。
タッチセンサーも便利
精度的には値段なりですが、1タップで音量調整可能など、扱いやすい設定になっています。
まとめ
良い点
- いい塩梅の音質
- 幅広いコーデック
- 圧倒的再生時間
- 完全防水
悪い点
- 音質、タッチセンサーは値段なり
悪い点といってもあくまで値段なりの性能というだけで、全体的に手堅くまとまった完全ワイヤレスイヤホンです。
特に長過ぎる連続再生時間と、完全防水のおかげで普段遣いに最適で、通勤通学はもちろんの事、スポーツジムなどのアクティブな使用にも向いています。