やたらめったらとハニカム構造の軽量ゲーミングマウスが持ち上げられる昨今において、中華ブランドもその流行りを見過ごすはずがありません。
今回紹介していくZYOU LAN M7は、ハニカムマウスの中でも非常に低価格で購入可能な製品になっています。ハニカムマウスも金型が用意され、OEM生産が気軽にできるようになったのでしょうか。
製品特徴
79gという軽い筐体
このマウスはハニカム構造をしているだけあって、廉価版中華ゲーミングマウスの中でも非常に軽いです。
フォルムが完全にRazerのデスアダーなので、IE3系のフォルムのマウスを使用している方であれば、非常に手にフィットすると思います。
ゲーミングセンサーは微妙
割と有名メーカーのゲーミング向けセンサーを搭載していますが、正直ガチゲーマーには厳しいと思います。
というのも、リフトオブディスタンスが2mm以上と高く、素早くマウスを浮かして使用する、ローセンシの方が本気で使用するには向いていないでしょう。
あくまでカジュアルゲーマーが遊ぶのに使うか、普通に軽量マウスとして日常使用するためのマウスかなと感じます。
戻る進むが逆
普通のマウスと大きく違う面があり、サイドボタンの戻る進むが逆に配置されています。これが非常に使いにくいです。
慣れれば普通に使えるでしょうが、他のマウスを使う際には悪い癖になってしまうのが残念です。
ソフトウェアでもあれば修正可能なのですが、残念ながら本製品には専用のソフトウェアは存在しません。
DPIは800~12000まで
DPIスイッチによりマウスカーソルの速度を変更可能です。
800・1200・2400・4800・6400・12000と六段階での変更に対応しています。400DPIも欲しいところかもしれませんが、800ならローセンシのゲーマーでも普通に使えると思います。逆に6400以上が速度が早すぎて使いみちはなさそうです。
ケーブルは柔らかめ
詰めが甘いゲーミングマウスだと、ケーブルが硬くてマウスが変なふうに動くなんてことがありますが、本製品はしっかりと柔らかめのケーブルを採用しており、最悪マウスバンジーがなくとも普通に使えるようになっています。
まとめ
良い点
- 非常に軽量
- IE3クローン
- DPIが幅広い
- ケーブルが柔らかめ
悪い点
- センサーが値段なり
- 戻る進むが逆
形状は手に馴染むし非常に軽量と、価格を考えれば非常に良いマウスと言えます。
ただソフトがないので戻る進むの修正が効かないのが結構辛い点であると言えるでしょう。