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Intel core i9を選ぶ意味はあるのか? 性能と引き換えの爆熱具合に悲鳴があがる

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Intel製のCPUで最強クラスの製品、i9シリーズ。圧倒的な性能で、一般向けのCPUとしてはまさしく最高峰の処理能力を持っています。

 

ただそのあまりに高すぎる性能のせいで、かなりの発熱量を誇っているのも事実です。今回はそんなi9シリーズのCPUを実際に買う必要があるのか考察していきます。

Intel core i9を選ぶ意味はあるのか?

やはり爆熱問題が一番のネック

最高峰のCPUだけに最高峰の処理能力なのは確かな事実ですが、かなりの爆熱CPUとしても名高い本製品。

実際、PCショップで店員と離した際も、空冷じゃお高い冷却ファン使ってもギリギリアウトかもなんて話になるくらいです。

実際空冷最強と言われるAsassinⅢを使っている人も、ゲームで遊んでいるときは85℃の温度を超えるとのことです。

 

では簡易水冷や本格水冷にすればいいと思うかもしれませんが、簡易水冷は中途半端なものを買っても空冷以下だったりするので、やはりサイズがデカくて値段も張るものが必要になってくるし、本格水冷なんてもはや素人では厳しいくらいの工作難易度になります。

空冷ほど簡単にはいかないんですよね。

 

ではあえてダウンクロックして性能を押さえればという案もありますが、せっかくの高性能CPUの性能をあえて減らすくらいなら、i7くらいのCPUに最初からしておけよとは思いませんか?

 

 

ここまでの性能を使い切れる人は限られている

i9の性能ははっきり言って一般人には過剰性能です。プロゲーマーであってもゲームをするだけであれば、i7くらいのグレードで十分です。もともとi7が最高グレードだったので当然ですね。

そもそもゲームに重要なのはCPUよりもGPU、グラフィックボードの方なので、CPUをi7に押さえて浮いたお金でグラボを購入した方がずっと良いでしょう。

 

ではどういった人がこのi9の性能を使い切れるのか。それはクリエイターという職業の人たちです。動画編集やエンコードなどはCPUスペックが重要になってくるし、いろいろ資料を同時展開するイラストレーター、3D作成なんかでもCPU性能は重要になってくるでしょう。

他にもYoutuberなどがゲーム配信するときもCPU性能は高いほうがいいですね。

 

これら上記の用途で頻繁に使っているという人であれば、i9を選ぶ意味はあるでしょう。仕事道具に妥協はするなとも言いますし。

 

単純に値段が高い

i7とi9では、同じ世代のK付きだと2万円くらいの差があります。万全に処理能力を使い切れるというのであれば、この2万円は安いと思いますが、使い切れないし爆熱も許容できないというのであれば、やはりi7にランクを落としたほうが無難です。結局ダウンクロックするなら2万円を溝に捨てるようなものです。

 

というかそもそもi7でも困ることはそうそうないです。クリエイター向けでも最新世代のi7搭載BTO PCは普通に売れていますし。

 

まとめ

i9は一般向けのCPUとしてははっきり言って過剰性能に過ぎます。もちろんロマンはあるし、きちんと冷やせるというのであれば、性能が高くて困ることはないのですが、どうしても爆熱なのが気になってきます。

 

さすがに85℃以上で日常的に使うのは、すぐにガタが来てしまいそうですよね。高級品をすぐにぶっ壊してしまうのは、一般人には来るものがあると思います。

 

もし購入するのであれば、妥協を許さない職人気質のクリエイターか、確実に冷やしきれるロマン派である必要があるでしょう。

 

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