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【悲報】AMD Ryzenさん、オワコンになってしまう

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一時期Intelよりコスパが良い。高性能と話題になったAMDRyzen CPUですが、昨今はかなりの没落ぶりです。

この記事では何故AMD Ryzenが落ちぶれてしまったのか、考察していきます。

何故AMD Ryzenは落ちぶれたのか?

intelが本気を出した

Ryzenが話題になった時、intelが落ちぶれていた時期でもあります。その頃のintelは新型を出しても革新的な進化はなく、性能もそこまで上がっていない。それでいて規格だけコロコロ変わってマザーボードの買い替えも余儀なくされるので、その件で評判がガタ落ちしていました。

そんな時にAMDが発売したRyzenシリーズのCPUは、性能と価格のバランス接続がintelのそれよりも優れていて、マザーボードの規格も据え置き。加えてコア数が多くて見た目にも過ごそうといった理由があり、話題になりました。

 

ところがintelもケツに火がついたことでようやくやる気になり、従来のシリーズよりも高コスパな上革新的な進化も取り入れ、逆転ホームランを打ち上げることになりました。相変わらずマザーボードの規格はコロコロバージョンアップして使いまわしが効きませんが、これはAMDにも該当する事態となっていきます。

 

マザーボードの規格が変わった

AMDもしばらくは同じ規格で使えるCPUを販売し続けていましたが、流石に限界になったのか、最新モデルではバージョンがあがりマザーボードの使いまわしができなくなりました。このマザーボードではメモリなんかも規格がかわり、自作erにとってはかなりのパーツ交換を余儀なくされるような事態になりました。

しかもこのマザーボードが新規格対応になったということで、従来品に比べてかなり高額で、CPUだけでなく周りのパーツすらコスパが悪くなるという事態になってしまいました。

 

 

ひどすぎる爆熱具合

通常CPUの温度ってどのくらいが適温だと思いますか。intel製のものであれば、だいたい40度から70度の範囲であれば問題ないという意見が多いです。

しかし、新型Ryzenは標準で90℃とかいう意味不明な爆音設定になっています。マザーボードによっては電源リミットをかけて低温設定も可能ですが。

 

なぜこんな温度設定になっているかというと、現行のintel製CPUに性能で追いつくためには、消費電力を上げまくるしかなかったという事情があります。

一応90℃でもそうそう壊れはしない設計にはなっているのでしょうが、それにしたってこの温度はやり過ぎです。沸騰寸前ではないですか。

 

外装に穴を開けるな

最新モデルのRyzenの異質な点は見た目にあります。放熱のためか外殻に穴が空いた設計になっていますが、これのせいでグリスが塗りにくいです。

内部にグリスが入り込んでしまうのはあまり好ましくないですし、従来の外殻のままにして欲しかったですね。

 

まとめ

今までAMDが強かったのは、intelよりもコスパが良かったからです。なのにコスパでは追いつかれ、発熱はヤバくなり、マザーボードは使いまわせ無くなったとあれば、あまりにも厳しいと言わざるえないでしょう。

多くのソフトの最適化は、未だintelに寄っているということもあって、現状AMD Ryzenを選ぶ理由は、信者だからというくらいしかないでしょうね。

 

ただし多少性能を落としてもAM4の5000番台のRyzenを買うのであれば悪くはない選択肢です。型落ちで安くなっていますし、処理能力的にも十分すぎる性能でCPUをそこそこで抑えてグラボに金をかけるという選択肢では、ありだと思います。

 

AMD Ryzen 7 5800X
とてもコスパの良いRyzen CPU。
 

 

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