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pixivが表現規制に完全敗北。今後どうなる日本の表現の自由

pixivは日本が誇る画像投稿サイトです。どちらかというと美少女イラストのようなオタク向けの作品が多い印象ですが、美しい背景イラストだったり小説だったりと、幅広い分野の創作物を投稿できる神サイトです。ネットサーフィンをする人物であれば、多くの人が名前くらいは知ってるんじゃないかと思います。

そんなpixivですが、最近になって規約の改定が決定しました。その内容が表現の自由を損なうような内容だったとして、SNS上などで大きな反響を生んでいます。

 

今回はpixivの規制強化について記事を書いていきます。本記事自体は全年齢対象の健全な内容ですが、規制されたジャンルはR-18の内容があるので、そういうのが苦手な人はブラウザバック推奨です。

pixivの規制が大幅改定

pixivの詳しい規制内容については、上記のページを参照してください。センシティブなものはジャンル名すら見たくないという人のためにかいつまんで表現するのであれば、アブノーマルなセンシティブ表現に対する規制が入った感じです。

ただし、アブノーマルといってもこれらの表現のなかには、投稿数が非常に多いものが含まれていて、なかなかに厳しい規制となっています。日本では一般的でも海外ではという奴です。

これまでの投稿作品も非表示設定にしてくれとなっているので、今後pixivや関連サービスからは相当数の作品が消失することが予想されます。

 

どうしてこんな自体になったのか

ではなぜかこんな自体に陥ったのかというと、クレジットカード会社の規約の問題です。とりわけ西側諸国に強い影響力のあるMastercardは、そういった性表現に厳しい面があり、そういったジャンルを扱うのであればうちのカード決済は使わせないよと警告があったのです。

日本の常識は海外の常識ではないので、あちらの人たちにとって日本では一般的な性表現は、犯罪を加速させるような恐ろしいものとみなされたのでしょう。

 

 

過去にはDMM(FANZA)も標的になった

実はMastercardは過去にも他の会社に警告を出しています。それはアダルトビデオやゲームなどを中心に販売している、FANZAというサービスです。

ただFANZAは取り扱っているそれ系の商品があまりにも多かったため、Mastercardのその警告を突っぱねました。だったらお前んとこの決済サービスは取りやめるわと強気の姿勢です。

 

そうしないとそういったアダルトジャンルを扱っているサービスはむしろ不利益のほうが多いでしょう。多分他のアダルト中心なサービスも、Mastercardは取りやめる選択をとるようになると思います。

 

pixivは今後どうなるのか?

そういう海外的アブノーマルな作品は投稿できなくなった以上、それを中心に投稿しているような作家たちの多くは出ていかざるえないでしょう。他にも投稿サイトはありますし、こういうオタクジャンルやアダルト作品ってかなり金になるから後釜を狙った新サービスも出てくると思います。

 

余談

そもそも最近のpixivって、アダルトジャンルの掲載方法でかなり不満がでていました。新しく開始されたpixiv FanBoxというサービスのせいで、多くの作家が続きは有料プランで! なんてとにかく金をとるようになったからです。

で、月額500円とか1000円で、実際に見てみると期待していたほどのものでなかったりするし、金払って一枚絵の差分を見るくらいならFANZAやDLsiteでゲームや漫画、CG集買ったほうがはるかに良いという意見もあります。

 

そういった見るだけの一般ユーザーからのヘイトを集めている状態での、規制強化で投稿作品消失決定なのでpixivと投稿者ざまぁなんて思ってる人も多いんじゃないかと。

 

ただ明らかに表現の自由が敗北した瞬間でもあるので、今後他のサイトやサービスがどうなっていくかは気になるところですね。

 

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