コミュファ光やその系統のルーターやホームゲートウェイを使用している利用者に対し、現在アクセス障害が起こっています。このアクセス障害はパソコンでChromeなどのブラウザを使っていると起こるようです。
一応ネット自体はつながるのですが、ページを開いた際に「このページはアクセスできません」とか、「画像が正常に読み込まれない」とか、「ページデザインが崩れまくっている」という問題が多発しているようです。
今回はその原因の説明と、ひとまずの対応策について掲示していきます。
どうしてアクセス障害が起こってるのか?
このアクセス障害の大本の原因は、ブラウザのレンダリングエンジンの一つであるBlinkエンジンが更新された際、コミュファが使っているルーターやホームゲートウェイと相性が悪くなったからです。
コミュファのものでも最新のものであれば問題ないようですが、少し古いタイプのものを使用していると、この更新されたレンダリングエンジンとの相性問題により、アクセス障害が頻発するようになります。
対応策
コミュファ光にクレーム入れて最新の機種に交換して貰う
コミュファ光に対し、提供しているもののせいで不具合が起きているのだからと、ごねにごねまくれば交換して貰えます。ただしこれはそれなりの交渉術が必要になりますし、最新機種になると結果的に電力消費が上がったりすることもあるそうです。
コミュファ側もアクセス障害が起こっていることは認めつつも、未だ大掛かりな対応策は決定していないありさまなので、戦う覚悟を持って行う必要があります。
ブラウザを変更する
このトラブルはChromeなどのBlinkエンジンを使用しているブラウザでのみ起こっています。なので、FirefoxなどのはGeckoエンジンを使用しているブラウザを使えば、このアクセス障害は起こりません。
ブラウザにこだわりがないのであれば、これを機に別のブラウザを使ってみるのが良いでしょう。
DNSを設定する
WindowsにはDNSを設定する機能があります。通常は設定する必要がない項目なのですが、これを手動で設定することで、今回のChromeなどで起こるアクセス障害を回避することが可能になります。
上記のページにもやり方が乗っていますが、この記事ではちょっと違う方法を解説します。まあパブリックDNSを変えるだけですが。
まずWin11の設定画面から、ネットワークとインターネットの項目を開きます。するとこのような画面が表示されますので、Wifiをクリックします。オンオフの切り替えではありませんよ!
クリックするとこの画面になるので、自分のWi-Fiのプロパティをクリックします。
色々細かい設定が出てきますが、DNSサーバーの辺りに編集ボタンがあるのでそこをクリックします。
すると、各項目がでてきますので
自動→手動に切替
- 優先 8.8.8.8
- 代替 8.8.4.4
- 優先 2001:4860:4860::8888
- 代替 2001:4860:4860::8844
- オフ→オン(自動テンプレート)
このように切替設定して保存をクリックします。
ちなみにこの設定、今回のような場合でなくとも、ネット環境が貧弱で通信が安定しなかったりやけに速度が遅いといった場合の対処法としても使われることがあるので、ここだけでも覚えて置いたほうが良いでしょう。
まとめ
どうものこの問題って、コミュファ光側の古い機器にあった不具合という話があります。それを認めてしまうと、そうとっかえになってしまうため、中々重い腰を上げることが出来ないようです。
利用者は困っているのだから、さっさとファームウェアアプデなり交換なりでしっかり対応して欲しいですね。