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オーディオオカルト ノイズ除去製品のあれこれ

オーディオオカルトでよくある話にノイズ関係のものがあります。電源やUSBケーブルなどのノイズを除去することで、より高音質になるとかいう製品です。

では実際に高音質になるのか、ノイズがなくなるのかという点について、今回考察していきます。

オーディオ製品ノイズ除去のオカルト

ノイズがなくなるかは環境による

これに関してはものによるとかしか言えません。例えばUSBでパソコンとDACを接続する際。オーディオグレードではない、そのへんの安物汎用品を使っていて、そこからオーディオ製品向けのケーブルに変更した場合であれば、それ相応のノイズの軽減が感じられるでしょう。

 

しかし、すでにオーディオ製品向けのケーブルを使用していた状態で、ノイズ除去専用の変換器を使う場合は、対して変わらないでしょう。なぜならもともとそのケーブル自体がそういったノイズに対応しているからです。

 

 

音質も良くはなるが効果は少ない

音質面に関しても上記の通りの変化になるでしょう。

ただし、その変化は本当に微々たるものです。しょせん中間を変えたところで効果は微々たるものです。

やはりより高音質を目指すのであれば、DACアンプまわりやヘッドホンやイヤホンを変えてしまった方がはるかに変化は感じられます。

 

本当に効果がある製品かは見極めが必要

音なんていうのは人によって聞こえ方が変わるし、その時々の体調によっても変わります。

そんな製品なのでこういった音質に影響があるノイズ除去製品の中には、かなり胡散臭い商品も混じっています。貼るだけでノイズや振動が抑えられるとか、電源とDACの間に挟むとノイズが掻き消えるだとか、明らかに胡散臭い製品から、わりとまともな製品までかなり幅広いです。

やはりある程度自分で納得できる製品を買わないと、実際に音質の変化は感じられないでしょう(プラシーボ効果的にも)。

 

まとめ

そもそもノイズ除去というのは結構あとの方にやるものです。まず最初にやるべきは、DACアンプとヘッドホンやイヤホンの変更です。そこで好みの音を発掘したのちに、リケーブルやノイズ除去とステップアップしていくべきだと思います。

これらは上級者向けのセッティングなので、それ未満の人はそこまで気にしなくてもいいです。

 

final E2000
finalから販売されている低価格イヤホン。
 

 

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