中古でスマホを買う際に、白ロム赤ロムという言葉を見かけたことがあると思います。中古スマホ購入の際には、常識として知っておかないといけない単語なのですが、特にネット通販なんかだと、意外と知らずに買ってしまう人もいるようです。
この記事では中古スマホを買う場合には特に重要な、白ロムや赤ロムについて解説していきます。
白ロム
ざっくり言えばにいえば、SIMロックを解除したSIMカードの入っていないキャリアスマホの事を言います。
通常キャリアの契約は2年契約で、2年間分割でスマホの代金を払う事になっていますが、実際2年間そのスマホを使う人ばかりではありません。性能不足を嘆いたり、最新機種に常に買い替えている人は一定数いて、そういう人が中古市場にスマホを流します。
こうしてSIMロックを解除してから中古市場に流されたキャリア販売のスマートフォンを、白ロムスマホと呼びます。
SIMロック
SIMロックというのは悪の三大キャリアが自社で販売しているスマホにかけた制限で、自分のとこのSIMカードしか使えないようにするというマジで害悪な規制です。
これを解除するには各キャリアのホームページやキャリアショップでの手続きが必要になります。キャリアショップは何かと難癖つけて拒否したり手数料をせしめてくるので、ホームページでの手続きをおすすめします。
なお最近発売のスマートフォンには、SIMロックがかかっていないものもあります。SIMロックの状態確認はやはりホームページ上で行えます。
SIMフリー
これも白ロムの説明時に出てきた言葉です。これは主にスマホ開発メーカーが各自販売しているスマホで、キャリア販売ではないものを指します。
キャリアのSIMも使えますが、どちらかといえば他の格安SIMを入れて使うことが多いですね。
SIMフリースマホという大カテゴリの中に、白ロムスマホが入ってくる感じになっています。
ちなみにSIMフリーだから全てのSIMカードが万全に使えるというわけではありません。各スマホごとに対応band帯があるので、SIMカードとスマホ本体のband帯が一致している必要があります。
赤ロム
これは主にキャリアスマホを直接買った購入者が、何らかの契約違反をやらかした際にスマホに通信制限をかけられたものを指します。その多くが料金未払いによるものです。24ヶ月の分割払いですし、中には支払いを忘れてしまう人も居るのでしょう。
この場合その購入者が滞納した分を払わない限り、そのスマホが復活することはありません。中古スマホがリスキーな理由の大部分を締めています。
中古スマホを専門に取り扱っているちゃんとした業者であれば、赤ロム永久保証がついていて交換対応してくれますが、メルカリなんかで購入した場合は泣き寝入りするハメになることもあります。
フリマサイトを使う場合は自己責任ってことですね。
まとめ
とりあえず上記の分をしっかり理解できないのであれば、中古スマホは買わないほうが良いと思います。安いスマホがほしいにしても、今どきは新品でもAmazonなんかで普通に買えるのでそこを利用しましょう。