CHUWIというメーカーをご存知でしょうか。主に低価格なエントリー向けの、小型ノートパソコンやタブレットを中心に販売している中国メーカーです。
日本では主にAmazonを主戦場としてしのぎを削っているそんなメーカーですが、技適の取得漏れが判明し問題になっています。
取得漏れの内容
今回技適漏れが発覚しましたが、その内容はWi-Fi関連のものです。2.4GHz帯に関する技適は取得していたようですが、もうひとつの5GHz帯のものは取得できていなかったようなのです。
まあ技適って日本固有の法律なので、お国の違うメーカーがミスをしてしまう事自体は、稀にあるのでしょう。少なくとも、技適を完全に無視した違法商品というわけではないので、今回の件は悪意あるものではないと思います。
筆者は技適という言葉は知っていましたが、まさか同じWi-Fiでも5GHz帯と2.4GHz帯を別々に認定取らないと行けないとは知りませんでした。今回の件で勉強になりましたね。
ソフトウェアアップデートで解決予定か
じゃあこの技適取ってなかった機種は、もう日本では使えないのと不安なそこの貴方。心配しないで大丈夫です。この技適漏れの話は4月上旬ごろの話でして、CHUWIもソフトウェアアップデートでしっかり解決を検討していると宣言しているので、6月中頃の今なら技適の取得も改善されていると思われます。
詳しくは各端末の設定画面欄とうから技適の取得状態を確認してみると良いでしょう。
徳島県が学校教育で使っていた
どうもこのCHUWIの該当機種を、徳島県が学校教育用のノートパソコンとして採用していたようです。まあ値段安いですし、側だけ国産の酷いアイリ◯オー◯マあたりのぼったくり産廃タブレットを掴まされるよりは良いかなとも思いますが。
日本の公立学校でこういう海外メーカー製品を使っていたのは以外でした。たいてい国内企業への忖度で、富士通やNECあたりから購入するものと思っていたのですが。
まとめ
この件、単なる一企業の技適取得漏れだけでなく、色々な事実が見れて結構面白い話だと思いました。技適の謎の仕様とか、国内でこういう使い方をしていたとか。
CHUWIはAmazonの謎中華タブレットメーカーの中では頑張っているほうだと思うので、今後も頑張って欲しいと思います。