ゲームパッドを購入する際、皆さんは何を見て製品を選びますか。機能、価格、メーカー。色々見て購入すると思います。
ゲームパッド市場はかなり多くの機種が販売されており、どれを選ぶか迷うのが常になってきます。安い製品はそれなりに存在していますが、謎の中華メーカー製が氾濫しており、もはや検索妨害の勢いです。
そんな中で、安くて、かなり知名度のあって、そこそこ高性能な製品があれば欲しくなりますよね。そんな製品がHyperXから販売されております。そんなわけで、この記事で最強のコスパを誇るゲームパッド、HyperX Clutch Gladiateをレビューしていきます。
製品特徴
有名なHyperX製の公認ゲームパッド
HyperXというのはKingstonの保有するゲーミングブランドです。Kingston自体がSSDなどのPCパーツですごく有名な会社ですし、そのブランドの一つであるHyperXもまた、比較的新興ながら高い知名度を誇っています。
とりあえずゲーミングマウスやゲーミングキーボードなどで検索してみれば、まず表示される製品の中にここのものが入っていることでしょう。
ゲーミング製品を幅広く取り扱っているブランドなので、ぽっとでの謎の無印中華製品よりは、遥かに信頼度が高いと思います。
当然Xboxの公認ライセンスを取得しているので、安心して使うことができます。
機能面もかなり豊富
もはや最近のゲームパッドでは当たり前となりつつある、背面ボタンも搭載しています。同時押ししにくいボタンを割り当てておくことで、より快適な操作を可能にしています。
ただし同時押しやコマンドのような、マクロ機能に当たるような設定はできません。ゲームによってはチート扱いになってしまう設定なので、そこはeスポーツ向けを意識した形になります
またトリガーロック機能も備えており、トリガーボタンの押し込みの深さを調整することが可能となっています。早い段階で反応してくれたほうが良いゲームなどでは、かなり重宝する機能となっています。
FPSゲームなんかでトリガー撃ちをする際も、トリガーストップができるとブレを抑えることができて便利です。
接続は有線限定
残念ながら本製品は有線接続にしか対応していません。しかしながら、ケーブルは着脱可能なので、収納しておく際には便利なものとなっています。
また、接続端子はスマートフォンの充電でおなじみのTypeCとなっているので、ケーブルが気に入らなかったり断線した際には交換することが可能です。
コネクタ部分にはくぼみがある作りになっていますが、専用品しか装着できないような縛りはありません。
ただし、太さがないとくぼみでのグラつき保護は機能しない点は注意です。付属のケーブルは長すぎてちょっと、という場合はAnker系のUSB C to Aケーブルだといい感じにフィットしました。
付属ケーブルは通常のビニール被膜のものでした。ここはコストカットが伺えますね。
スティックは十分な精度
デッドゾーンはかなり狭く設定されています。残念ながらデッドゾーンを無効化することはできないので、ゲーム側にもデッドゾーンが設定されているようなゲームだと、レスポンスが悪くなってしまいます。
ただAPEXのようなゲーム側のデッドゾーンを無効にできる場合なら、このゲームパッドのデッドゾーンは非常に狭いため、そこまでレスポンスが悪く感じることもないでしょう。
それでいて価格が安い
ここまでの紹介で十分に使っていける製品だと思えたでしょうが、一番重要なのはやはり価格です。本製品は他メーカーとくらべて比較的安価な価格設定のHyperXらしく、なんと5000円以下で買えるというかなりの安さになっております。
メーカー品でここまで多機能で、公認ライセンスも取っていてこの安さは他には見られないくらいですから、パソコンやXboxでゲームを遊ぶ人は、一つ持っておいても損はしないでしょう。