今年も長いようで短い一年でした。未だに戦争は続いているし、円安は進むしであまりいい年ではなかったように感じます。そんな中でも明るい話題を探しつつ、２０２３年の間に感じたことをまとめていきたいと思います。
キーボードの進歩は著しいものがあった
なんか２０２３年はキーボードがかなり発展している感じがありました。REALFORCEがかなりユーザー目線を考えてゲーミングキーボードを出しましたし、EPOMAKERという日本ではあまり見なかったメーカーがAmazonに本格参戦してきたりと、キーボード界隈には激動の年だったと思います。
格安キーボードでも反響音対策にクッション材を加えたものを販売してきたり、光学式スイッチがより一般化してきたりと、良品のキーボードもたくさん増えてきていて、かなり嬉しく感じます。
反面、マウスに関してはあまり変わり映えしない印象があります。安物は相変わらずセンサー部分が甘いですし、特にこれといった新興メーカーも日本に参入していないので、今後に期待したいですね。
IntelがCPUで盛り返す
一時期はAMDに追い越され、再び並んでいたIntelですが、ようやく盛り返したといえる状況にまでなってきました。i5以上の高性能モデルに関しては、AMDがコケた結果な感じもあるのですが、それより注目したいのはN100、N95という低価格向けモデルのCPUです。
このN100とN95というモデルのCPUは、とてもコストパフォーマンスに優れていて、値段は安いし性能も日常用途では困らないという優れたバランスになっている他、低発熱低消費電力と本体代の他にかかるランニングコスト面でも優れています。
このCPUは本当に画期的で、多くのコンパクトPCに搭載される運びとなっていて、今後のCPUの利用率を確実に乗り換えることになるでしょう。
ただ、またIntelが天下を取ってしまうと、殿様商売になってしまうことが懸念されるので、AMDにはIntelのケツを蹴っ飛ばす勢いで巻き返してほしいですね。
スマートフォン、もう衰退してるよ
スマホはマジで駄目。全然進歩が見られない。OPPOはハイエンドが売れなかったからって不貞腐れてやる気がないし、UMIDIGIはもう逃げの一手なのか話題にも上がらない。Samsungは相変わらずいいGalaxyを作ってるけど、別にそこまで革新的な進歩はない。折りたたみの玩具はありますが。Xiaomiまだやる気を見せているけれど、ここは日本市場では出さない機種も多いですから。
あとはコスパと性能を重視したモデルを出してくれるのは、MOTOROLAとGoogleなんですけど、どうにもパンチが弱いというか。攻めきれない感じの絶妙なラインナップでしたね。ミドルではないけどハイエンドというには弱いというか。
AppleのiPhoneも全然進歩が見られないです。新型を定期的に出してるけど、進化というよりはマイナーチェンジくらいの性能アップで、なのに値段だけ釣り上げてくる。一応Lightning端子をようやくやめて、Type-Cを採用したけれど、一部はそのUSB規格が2.0とかいうコストカット仕様。一番安いモデルでも高級品なのには変わらないのに。
ゲームパッドは良いのが増えたね
HyperXが全部乗せの大衆向け箱コンを出したし、GameSirがホールエフェクトスティックの量産に成功。ゲームパッドの未来は明るいと思います。
特にこのホールエフェクトセンサーを採用したスティックがすごくて、いままでパッドにはスティック部分が死にやすいという明確な弱点がありましたけど、この新型のスティックであれば耐久性が大幅に上がっていますので、今後は何度も買い替える必要というのが減ると思います。
純正プロコンにもこのスティックを採用して欲しいくらいですね。
まとめ
停滞してるのもあれば、明確に進化しているのもあって、ガジェット類に関しては面白い一年だったと思います。それでは残りの日数まで、良いお年を。
