スマホを買う上で現行機種よりは安いからと、一世代前の製品を買うというのは普通にありうる選択肢だと思います。しかし、性能的には十分なものを買ったとしても、やはり現行機種ではないことによる問題というのも確かに存在しています。
今回の記事では、型落ちスマホを買うことによるデメリットについて解説していきます。
古いスマホを使うデメリット
OS周りのアップデート問題
一般的にスマホのOS関連のアップデートは期限が決まっています。それは販売メーカーによってまちまちですが、多くの人が使っているiPhoneでも例外ではありません。古い機種からどんどんアップデートがされなくなってきます。
ではOSのアップデートがされなくなると、実際にどういう不具合があるでしょうか。それはすなわち、セキュリティ的に貧弱になってしまいます。サイバー攻撃が巧妙化していくなかで、当然OSの方もしっかり更新で対応していくのですが、それが行われなくなれば、サイバー攻撃に晒される危険性があがっていくのです。
特にスマホを狙ったサイバー攻撃は、パソコンよりもずっと多くなってきており、SMSなどでも頻繁に佐川や税務署を名乗る偽物からマルウェアだったり偽アプリをインストールするようにインストールを即してきます。そういったものからスマホを守る為にも、アップデート期限の切れたスマートフォンは、使い続けるのは危険と言えるでしょう。
アプリが対応しなくなる
スマホアプリのほうもセキュリティ面の観点やユーザビリティの向上の為、日夜アップデートしています。しかし、そうなってくると新しいバージョンのOSに合わせていく必要があるので、古いスマホでは使えないものが出てきます。
私も学生時代はあまりお金が無かったこともあり、古いスマホを使い続けていた時期があるのですが、楽天市場のアプリが非対応になってしまった結果、一切使えなくなってしまいました。
また、使えるアプリはあれど動作が非常に重たくなってしまい、まともに操作できなくなったものも多数存在しています。
こういったアプリ側からサポートが切られるという問題もあるので、やはり古いスマホ位を使い続けるというのは問題のある行為と言えるでしょう。
ネットサーフィンなどもきつくなってくる
上記の内容とかぶる面もありますが、ネットサーフィンや動画鑑賞なんかも
非常に苦しくなってきます。これはアプリ側の更新に追いつけなくなっているという面も当然あるのですが、インターネット上のウェブサイト自体も新しい環境に合わせてより重くなるようになってきているからです。
ハード自体の性能が上がっているので、そっちに合わせて利便性を上げるというのは当然の行為なのですが、やはりそれが原因で重くなってしまっているようです。
まとめ
こういうデメリットを考えると、古いスマホをいつまでも使い続けるというのも、中々難しいものがあります。しかし、だからといって後継機の癖にむしろ性能が下がっているようなOPPOとかのミドルクラスのスマホを買う気にもなりませんよね。
今後おすすめできるミドルクラスのスマホを探すのは、なかなか難しいですね。