Amazonや楽天市場で検索すると、だいたい1万円から4万円までの価格帯で購入できる格安タブレットが数多くヒットすると思います。
ただこれ、結構当たり外れもありますし、やはりスマホのiPhoneなどの高性能機を使っている人が比べると、スペックの差でがっかりすることも多いです。
そこで、この記事ではアンダー4万円までで買えるタブレットについて、選び方やどういう用途におすすめか、何が実用的なのかを解説していきます。
格安タブレットの選び方
SoCはしっかり確認しよう
スマホやタブレットにおいて、頭脳を司る部分であるSoCは、まず最初に見るべき点だと言っても過言ではないでしょう。最近ではミドルスペックスマホなどでも実用的なSoCを搭載していることは増えましたが、これがタブレットとなるとそういうわけにもいきません。
何せ、スマホ以上に二流三流メーカーが氾濫している市場ですので、安いけど性能はお察し。とにかく安さで売りつけるという戦略を取っているところが多いです。
たいていのタブレットの商品ページに、搭載しているSoCが記載されている筈ですので、その名前をコピペしてベンチマークスコアを検索してみてください。AnTuTuスコア30万点前後であれば、まあ妥当な性能としてみても良いでしょう。
このくらいの性能があればネットサーフィンや動画鑑賞に困らないですし、4万円くらいならば妥当な価格といえるでしょう。
Widevine L1かどうか
スマホやタブレットにはWidevineというデジタルコンテンツ保護の技術が組み込まれています。これが結構厄介でして、これのランクがL1でないと、Amazon primeなどの動画配信サービスで、高画質で再生ができないのです。
せっかくFHD以上の高画質タブレットを買ったのに、動画が480Pなどの低画質でしか再生できないとなると、かなりがっかりすることになります。
しかもこのWidevine L1なタブレットは全体で見てもかなり少ないです。格安タブレットととなるとこれに対応し始めたのは結構最近のことで、未だに少数派とみて問題ないでしょう。
しかも仮にL1だとしても、マイナーメーカーのタブレットだと初期設定では高画質再生できないこともあるので、中々面倒な問題です。
生体認証に関して
通常タブレットというと、顔認証対応なものが多いと思います。しかし。ものによっては一切の生体認証に非対応ということもあるので、なかなか面倒くさいと感じることも多いでしょう。
わりかし大手のCHUWIのタブレットでも、前の機種では顔認証対応してたのに、新しいモデルには顔認証がないなんて事もあったので。ここも気をつけたほうが良いポイントです。
格安タブレットでできること
格安タブレットで出来ることはカジュアルな使い方です。ネットサーフィンや動画配信サービスでの鑑賞、漫画を読んだりなどです。
しかし、値段を安くする為に性能を削っているので、結構不便な点もあります。
まずゲームには向きません。グラフィックが美麗なゲームは処理能力が足を引っ張りカクカク動作になりますし、タッチセンサーの質が低いので音ゲーなんかで正確な操作には向きません。
次にイラストを描いたりも向きません。前述のタッチセンサーの問題に加え、メモリ数が少ない問題から、それを多く使いがちなイラストアプリがメモリリークを起こして強制終了することになります。
そして音楽面。搭載されているスピーカーはあまり良いものでないことが殆どですし、無線接続においても、Qualcomm製SoCを使っていない場合はaptXに非対応なことが多いですので、やはり音質は低くなりがちです。
これらをわかっていて買はないと、結果的に損した気分になることでしょう。
格安タブレットのおすすめ機種
特におすすめできるのが、CHUWI Hipad Maxです。このタブレットはなんといってもミドルスマホにも多く搭載されたSoC、Snapdragon680を搭載している上に、Widevine L1にもバッチリ対応しています。
カジュアルな使い方であれば、これを買っておけば間違いないでしょう。