格安ガジェットブログ

格安ガジェットブログ

月水金の隔日更新!ガジェットの紹介、コラムを書いてます。

SONY MDR-MV1 レビュー 普段遣いにも最適な疲れにくいモニターヘッドホン

MDR-MV1

イヤホンよりもヘッドホンのほうが、長時間付けているのには最適という意見があります。確かにカナル型のイヤホンと違って、耳の中が蒸れにくいので、その意見には一理あります。ただ下手なヘッドホンを選んでしまうと、重たいし側圧も強いしで、別の方面で長時間つけているのが苦痛になってきてしまいます。

 

そこで今回紹介するヘッドホンが、このSONYから販売されているMDR-MV1になります。この商品はクリエイティブな仕事にも最適なモニターヘッドホンとなっていて、長時間使っていても疲れにくい、プロ仕様の製品になっています。

製品特徴

とても軽量なヘッドホン

このヘッドホンを手に持ってみて、まず驚いたのが圧倒的な軽さです。サイズ的にはそんなに小さくもないのですが、その重量はなんと223gもの軽量ボディになっています。

これは、同じく軽量ボディである水月雨の空鳴と比べても、あちらが265gほどあるので40g近い重さの差があります。

 

作業用のヘッドホンでもあるので、長時間つけている事を考えると、やはり軽いに越したことはないでしょう。

 

側圧は弱めだが極端にズレやすいという事はない

本製品の側圧は、ほかのヘッドホンと比べてもそこまで強くはありません。多分かなり弱い方だと思います。ただそれでヘッドホンがズレまくるとか、そういうネガティブな要素は一切ないです。普通に座って使用している分にはズレたことはありません。

 

メモリ付きで長さ調整がやりやすい

MDR-MV1

ヘッドホンの多くは左右で長さを調整する機構がついていることがあります。ただ、これらには通常メモリなんて気の利いたものはないので、左右をなんとなく目で見て判断して、長さを確認する必要があるのが少々不親切に感じるでしょう。

 

しかし、本製品には左右の長さ変更部分にはメモリが用意されているので、簡単に左右の長さを一致させることが可能になっています。地味な機能ではありますが、これは相当気の利いた機能になっています。

 

あとおまけにLRも視認しやすく赤青で大きめに書かれているので、手で持った際にどっちが左だったっけと、無駄な確認をする時間を取らせられることもありません。

 

 

着脱可能なケーブルと変換ケーブル

MDR-MV1

本製品のケーブルはネジで巻く感じでヘッドホン側に固定する機能がついています、これによりちょっと動いたらケーブルが抜けてしまったというトラブルを避ける事ができます。しかもこの機能は他社製のサードパーティケーブルを使う際にも、邪魔にならない機構になっているので、遠慮なく他社の汎用ケーブルを使うことが可能です。

そしてこのケーブルはヘッドホン用の端子になっていますが、付属の変換ケーブルを使えばパソコンなっどのイヤホンジャックに直接刺して使うことも可能です。

 

この様にリケーブルもしやすい性能になってはいるのですが、個人的にはわざわざリケーブルをする必要性は感じなかったです。というのもこのケーブル、かなり高品質らしく、下手な中華ケーブルに交換してしまうと、返って音質が劣化してしまったからです。

リケーブルする際はそれなりに高いものを買わないと意味がないという点が、贅沢悩みと言えるでしょう。

 

必要とする駆動力は低め

通常そこそこ良いヘッドホンやイヤホンは、駆動力を要求してくるので結果的に、その性能を活かすには別途アンプなどを用意して駆動力を確保する必要がでてきます。しかし、本製品はインピーダンスが低めに設定されていることもあってか、結果的に要求される駆動力が小さくなっています。

 

最悪スマホに直挿しでも、駆動力が低くて音が全然出てこないといった事にはならないので、オーディオ初心者にもまずこれを買えとおすすめできるヘッドホンになっています。

 

かなり模範的なサウンド

サウンドはかなりバランスの良いものになっていて、特定の音が妙に誇張されているような、ドンシャリやかまぼこみたいなサウンドとは無縁のものになっています。かなり自然な音質になっている上、音場の広さから立体音響にも向いており、非常に使い勝手の良いヘッドホンとなっています。

 

ただ良く言えばモニター的、悪く言えばパンチが弱いサウンドでもあるので、俺はドンシャリサウンドが好きなんだ!  って人にはあまり向かない製品だと思います。

 

ちなみにこのヘッドホンは開放型なので、そこそこ音漏れはします。外で使うには向かないことも注意です。

 

まとめ

本当に使っていて全然疲れない、良いヘッドホンだと思います。筆者は誇張されたサウンドは好きではないので、こういったモニター的なサウンドも好きです。

この商品はそこそこ値下げ傾向にあって、46000円以下で買えることも多いので、良い音質のヘッドホンが欲しい、オーディオに興味があるけどアンプまで買うのは予算的に無理っていう人の最初の一台にもおすすめのヘッドホンになっています。

メーカーもみんな知っているSONYなので、良く知らないオーディオメーカーの商品を買うより安心感があると思いますね。

 

SONY MDR-MV1
普段遣いから長期間の作業用にもおすすめ。万能なモニターヘッドホン。
 

 

HOME