格安ガジェットブログ

格安ガジェットブログ

月水金の隔日更新!ガジェットの紹介、コラムを書いてます。

Xiaomi 13Tシリーズでカメラの結露問題が発生しているらしいので考察

Xiaomi 13Tシリーズに悲報が届いています。なんでもカメラ部分が結露しやすいという問題があるらしいです。今回の記事では、それにちなんでスマホカメラ部分の結露問題について考察していきたいと思います。

 

スマホのカメラが結露するのはXiaomiに限った話ではない

今回、残念なことにXiaomi 13Tシリーズでカメラ部分が結露しやすいというのが話題になっていますが、そもそもの話としてカメラ部分の結露というのは別にXiaomiのスマートフォンに限った事象ではありません。

 

そもそも結露というのは、中側の空気中に含まれる水蒸気が、外側の温度差により冷やされることで水滴になってしまう事象です。スマホの場合ですと、本体内部のSoCやバッテリーが熱を持っていて、その熱によりカメラ部分の空気が温まる。それが外気温で冷やされると空気中の水蒸気が水滴化する要因となります。

この事象にスマホが防水だとかは関係ありません。だって内部の空気中の水蒸気が要因で結露しているのだから、外部の水は一切関係ないですからね。

 

なのでメカニズム的には決してXiaomiのスマートフォンに限った話ではなく、どんなスマートフォンでも結露問題は発生する可能性があるのです。実際、iPhoneやPixelなんかでもカメラの結露報告自体はあがっており、Xiaomi 13Tシリーズ特有の不具合だというわけではないのです。

 

なぜこんなにもXiaomi 13Tシリーズの結露報告が目立ったのか

これは単純に購入した人が多かったからでしょう。というのも、Xiaomi 13Tはキャリアで多く販売され、セット割引で相当安く買える状態でしたし、Proの方はソフトバンクでもセット割引で安かったです。

SIMフリー版に関しても、Amazonブラックフライデーセール最終日に突如15%OFFでの予約販売があったし、今現在もそれに近い価格での割引販売がありました。

このようにキャリア版は半ば投げ売り状態で、SIMフリー版でも下手したら前の古い機種より安い値段で買える状態になっているので、購入者が多いのです。

 

そしてこういう不具合の報告なのですが、基本的には目立ってしまうものです。だって普通は「自分のスマートフォンは結露しませんでした」なんて書き込む人は少ないでしょう。ネガティブな報告こそ多くされ、広がりやすいのが常なのです。

たくさん売った分、こういった不具合報告が多くなったのは仕方ないことです。しかし、実際の販売数に対しての不具合報告数を数えて割合を見ないことには、本当にXiaomi 13Tシリーズが特別結露しやすいスマートフォンなのかは判別がつかないのです。

 

 

実際に自分の13T Proで検証してみた

筆者もブラックフライデーセールで安かったので、機種変更も兼ねてXiaomi 13T Proを購入しています。ちょうど良いので自分のスマートフォンも結露しているのか検証してみることにしました。

まず普段普通に使っている状態なのですが、少なくとも、カメラが結露しているなと思ったことはありません。まあ自分、基本的に屋外で写真を撮るってことはしないですからね。ネットにアップして居場所特定されるのも怖いですし。ただ出先で店の商品の値段を控えたりするのにはカメラも使っていますし、その時は特に曇ったりはしてなかったです。

 

で、今回は意図的に温暖差を設けて見ました。まず暖房の効いた室内にて、スマホでゲームを遊ぶ。すると、スマートフォンの温度が四捨五入で40℃くらいに温まって来ますので、その状態でキンキンに冷えた車の中に移動します。息が白いくらいの温度の中で10分ほど放置してみます。

結果としては結露しませんでした。

なので少なくとも、Xiaomi 13Tシリーズが全部結露するというわけではないようです。

 

スマホのカメラが結露した場合の対処方

まず個人でできることは、スマホをなんとか乾燥させることです。ダイソーなどにも売っているシリカゲルと一緒に、ジップロックに入れて中の空気をできるだけ抜いて一緒に保管しましょう。

そしてカメラの結露が消えたのが確認できたら、一度カメラアプリを起動してみましょう。だいたいそれで普段通りに撮影できると思います。

ただ運が悪いと変なふうに曇った写真になったり、水垢がついて変な後ができてしまったりします。この場合は修理に出すしかありません。

 

今回結露問題で話題になったXiaomi 13Tシリーズだと、ちょっとアフターサポートがよろしくないという話もあるので粘り強く交渉する必要があります。ただキャリアだったりAmazonでの購入であれば、なるべく早く不具合として交渉を出せば、交換は無理でも返金は受けられると思います。

 

まとめ

筆者はスマホに関してはハズレを引いたことがないので、今までの全てのスマートフォンにおいてカメラの結露を実感したことはありません。ただ、寒暖差があればそれだけスマホが結露するという問題は起きやすいのが事実です。特に日本でも東北方面は寒いですし、そういった問題が起きやすいのかなという印象があります。

 

どのスマートフォンでもカメラ結露は起きる事象なので、もし起きてしまった場合の対処方法を知っておくのが、一番大事なことだと思います。

 

Xiaomi 13T Pro
ハイエンドスマートフォン。何をしても困らない性能。
 

 

HOME