ゲーミングデバイスは光ります。キーボードから始まってマウスも光始め、パソコン本体に至るまで虹色に光ります。最近ではコントローラーまで光だします。
しかし実際問題、なぜこれが光るというのか、理解している人は少ないはずです。今回はなぜゲーミングデバイスが光り輝くのか、考察していきたいと思います。
ゲーミングデバイスが光る理由
格好良いから
格好良いからそうしているというのは、結構重要なことだと思います。例えば仮面ライダーのベルトがやたらと音声が鳴るようになったのは格好良さを演出するためですし、ガオガイガーを始めとする勇者ロボの胸にライオンがついているのも、そのほうが格好良いからとされています。
どんなに性能が良くても見た目がダサいものは、あまり使う気にはなれないですよね?
人は第一印象が大事とも言いますし、やはり初見で多くを引き付ける外見というのは、商品を売る上でも大事になってくるのです。
一般的にはダサいと思われている
「私の彼のパソコンまわりが虹色に光っててダサい。カラスみたいだし別れたい。」
なんてことを言われるくらいには、一般層の中ではあまり受け入れられているわけではなさそうです。実際冷静になって考えると、多少キーボードが光っている程度であればまだしも、パソコンまわりがあれこれ光ってて、それを美しいとか言ってるのは光り物大好きなカラスみたいにも感じますね。
筆者はどうせ光るのであればしっかりと光った方が半端じゃないし、その方がいいと思うのですが、一方であれもこれも光らせるのはあまる好きじゃなかったりします。キーボードが光る分には、印字が見やすくなるという多少なりとも利点が存在するのですが、マウスやパソコン本体まで光らせるのはねぇ。
集中力と反射速度の向上につながる?
では見栄え以外には実用的な要素はないのでしょうか。これに関しては大石氏と呼ばれる方がまとめた研究資料によると、「網膜が虹色の光を受けることで集中力が高まり、それにともなって反射速度も向上する」というものがあるんだとか。
ただこれ、筆者が調べても実際の研究資料が見つからなかったし、そもそも本当にそういう効果があるのであれば、ゲーミングデバイス以外にも実装されても良い機能ですよね。普通に働いていても全然役に立つ機能だと思うのですが。それがまるでなく、ゲーミングデバイスばかりに実装されている理由を考えると、この研究資料はガセネタに感じてしまいます。
まとめ
やはりゲーミングデバイスが光る理由は、その方が格好良いからというのが一番の理由だと思います。
見た目とそういう風潮だから光らせているのであって、別になにかそれによって具体的な使用感の向上があるということはなさそうですね。