外付けSSDにも色々と種類がありますが、その中でもひときわ注目を集めるのは、やはりUSBに直接挿せるものでしょう。USBメモリみたいなサイズ感でとてもコンパクトですし、持ち運びに便利で読書速度も中々に早いと、かなり凄い製品だと思います。
この記事ではまるでUSBメモリ間隔で扱える、外付けSSDについてまとめていきたいと思います。
USB直刺しタイプのSSDについて
とにかく場所を取らないコンパクト仕様
基本的に外付けストレージって場所を取るものが多いですよね。例えば一般的な外付けHDDは3.5インチのものをケースにおさめて製造している関係で、国語辞書みたいなサイズ感になっていることが多いです。
外付けのSSDであればコンパクトになっていることも多いですが、それってあくまでも本体だけの話です。ここに接続ようのケーブルが伸びてごちゃごちゃしてくるんですよね。
けれどUSB直挿しタイプのものであれば、ケーブルを必要としていないので、すっきりとした空間を維持することが可能なんですよね。
読書速度はUSBなのでこんなものだろう
データの読書速度に関しては、そこまで優れている感じでありません。ただ決して遅いというわけでもなくて、あくまでもUSB接続であることがボトルネックになっているだけなので、他のタイプの外付けSSDと差は殆どないでしょう。
サンダーボルト接続に対応しているモデルであればまた別なのですが、この接続方式は現状ノートパソコンでも対応していることがレアなので、これを利用できる機会はさほどないかなと思います。
外付けHDD相手であれば、実に3倍以上の速度がでる計算なので、現在それを使っている人が乗り換える場合は、その使いやすさを実感できると思います。
値段はそれなりにする
ただこの手のタイプの製品は、現状ちょっと残念な点もあって、多くの製品が結構お高い値段となっています。だいたいのものが同じ容量のM.2 SSDと同価格となっているので、性能面での費用対効果を見ると、割高となってしまいます。
内蔵用のパーツと使い勝手の良さを追求した外付けモデルでは、一概にそれで良し悪しを図ることはできませんが、それでも高性能を求める人からは、高いじゃんと思われることになるでしょう。
発熱は大敵
表面カバーが金属製で、排熱にも気を使っているモデルであればまだ良いですが、一般的なこの手のタイプは、普通のプラスチック素材であることが多いです。
そうなると熱がこもってしまうので、耐久性の面で不安が残りますし、内部の安全装置が働いて、読書速度にも制限がかかります。
フルスペックで使いたい場合は、ものによっては扇風機などで風を送る必要があるのは面倒だと思います。
まとめ
便利ではありますがそれなりにデメリットもあるので、そこを理解しておかないと困るかもしれません。
筆者は最終的に内蔵タイプのSSDをマザーボードに搭載しましたので、個人的にはそちらのほう良いかなと思いました。