USBハブはパソコンのUSBポートを増やせる便利なアイテムです。ただやたらと種類が多いですし、規格も2.0や3.0、3.2とか色々あって非常にややこしいものがあります。
今まで筆者はバスパワータイプの3.2接続のものを使っていたのですが、筆者の使い方だとどうにも不具合が多かったです。流石に外付けSSDの接続が偶に切れてしまうというのは困るので、セルフパワー式のものを購入したところ、不具合が起きなくなったので今回はサンワサプライのセルフパワー式USB3.2ハブについてレビューしていきたいと思います。
今まで起きていた不具合と原因
筆者の用途では、バスパワー式のUSBハブに外付けHDD2台とSSD1台を繋いで運用していました。外付けHDDには個別にACアダプタもあったので、それで電力は賄えていると思っていたのですが、実は電力不足に陥っていたことが判明しました。
実際、片方の外付けHDDはフォルダを開こうとすると、やけに画面の切り替わりが遅いと感じることも多かったです。ただそれでもそちらは接続自体が切れるということは無かったです。
問題は外付けSSDのほうで、こちらはACアダプタによる給電が無いタイプのものです。そのせいなのか毎日とは言わないですが、1週間に1度か2度は接続が突然切断されたり、パソコン起動時に認識できていなかったりという不具合がありました。
流石にこのままでは不便だったので、楽天で丁度1000円引きでセールをやっていた頃に、サンワサプライのショップにて購入した次第です。これで無事不具合は解消されました。
製品特徴
USB3.2ポートが4個
拡張されるポートはUSB3.2ポートが4つになります。一般的なUSBハブといえる標準的な個数です。
3.2なのでデータ転送速度は結構早いです。前使っていたバスパワーのものも同じ規格ではあるのですが、謎の中華製品のあれと比べると体感できるほどに早いです。
サンワサプライは一応日本のメーカーですし、中国任せで作ったものでもインチキはしていないんでしょう。
TypeCポートもあるが充電用
TypeCポートもありますが、こちらは充電専用のものとなっているので、データ転送には使えません。
ちなみに最大出力はおよそ12Wほどなので、はっきり言ってiPhoneの純正充電器に毛が生えた程度の低性能です。積極的に使っていけるような性能ではないので、ただつけただけのおまけみたいなもんです。
パソコン側の接続はTYPE-A、TYPE-C両対応
パソコン側に接続する際に、通常のUSBにさせるのかType-Cにさせるのかは重要な要素だと思います。ノートパソコンだとCポートしか無かったりしますし、逆にデスクトップでの主流は通常のAタイプですからね。
本製品は基本的には通常タイプのUSBなのですが、ケーブル分の先に変換コネクタがついています。なのでどちらのタイプであっても接続が可能なのは嬉しいポイントです。
セルフバス両対応
筆者は電力不足を解消するためにセルフパワーで使っていますが、人によってはAC電源が必要ないという人もいると思います。例えばマウスとキーボード、たまにUSBメモリを繋ぐだけの人とかね。
その場合でもバスパワーにも対応しているので、ACアダプタを繋がなくても普通に使うことが可能です。ご安心を。
ケーブルの長さは双方約1.2mと長め
たまにUSBハブの中には、ケーブルがやたらと短いものが混じっていると思います。0.2mとか。
ただあまりに短すぎると、特にデスクトップパソコンだと長さが足りなくて使い物にならないと思います、本製品はそんな不満点なんて起きないように、本体もACアダプタもケーブルの長さはおよそ1.2mあります。
まとめ
ほんと最初からこれ買っておけば良かったと思います。中華の謎メーカーを買ったのは完全に安物買いの銭失いでした。
サンワサプライのこれもそんなにそんなに高くはないので、損したくないという人はこれを買ったほうがいいですね。