RealmeはOPPOの元サブブランドです。現在はOPPOから独立して運営しているメーカーです。そんなRealmeの傾向はどちらかというと低価格でコストパフォーマンスの高いスマホを作っていました。しかし、独立してからはRealmeも高級モデルを製造するようになりました。今回紹介するのはそんなRealmeのハイエンドモデル、X2 Proになります。
スペック
最高峰の処理能力
Snapdragon855+を搭載し、RAMも最低でも6GBを搭載しています。この性能を持ってすればネットサーフィンや動画鑑賞はもちろんの事、3Dの重たいゲームであっても処理落ちする心配はまずないでしょう。こんな性能のスマートフォンが六万円前後で買えてしまうとはいい時代になったものです。
また、ゲームモードも存在しており、対応ゲームであれば振動機能を連動させたり、通知の無効化機能などが使用できます。
幅広いBandに対応
OPPOのスマートフォンらしく、au、ドコモ、ソフトバンクの使用するBandにもしっかり対応しています。
しかし、au回線に関しては帯域が対応していても接続できない場合もあるので、実際に動作したという報告を見つけてから購入したほうがよいでしょう。
美麗なディスプレイ
Super AMOLEDを採用することで、美麗なディスプレイを実現しています。また、リフレッシュレートも90Hzと高いので、ゲームをする際は有利に働くことでしょう。
カメラ性能も良好
クアッドカメラを採用しているので、幅広い状況で美麗な写真を撮影する事が可能です。ハイエンドモデルだけあって、夜景でも綺麗に撮影できます。
また、動画撮影に関しても優秀で、しっかり手ブレ補正が存在しています。旅先で歩きながら撮影しても問題はないでしょう。
超急速充電に対応
50Wの超急速充電に対応しているため、4000mAhもの大容量バッテリーをわずか35分程で満充電してしまいます。
またQualcommの急速充電にもしっかり対応しているので、付属の充電器以外でも急速充電可能な汎用性も確保されています。
国内正規販売ではない
あくまで日本のAmazonでも販売しているというだけで、本製品は技適を取得した国内正規販売品ではありません。保証の面はあまり期待できないし、仮に修理するとなったとしても中国に配送する事になるので、あまりアフターサポートが良いとは言えません。
技適に関しては電波法の改正で、手続きをすれば一定期間の間は合法的に使用可能になりました。しかし、期間限定だし面倒くさいので、黙ってれば犯罪じゃないと割り切れる人以外には相変わらず手を出しにくいスマホであることは否定できません。
総評
良い点
- 高い処理能力
- 幅広い帯域
- 美麗なディスプレイ
- 高性能カメラ
- 超急速充電
- 付属品充実
- 最高のコスパ
悪い点
技適がない事とmicroSDに対応していない事くらいしか欠点のないスマートフォンです。あとはOSに好き嫌いが分かれる程度でしょうか。
それ以外は本当に文句のつけようのない素晴らしい端末です。ここまで高性能で価格も抑えられているスマートフォンを探すのは現状では難しいでしょう。