CoolerMasterといえば、PCパーツで有名なメーカーです。自作PCに興味がある人であれば一度は聞いたことがあるメーカーだと思います。そんなCoolerMasterですが、実はキーボードやマウスなどの入力デバイスも販売しています。
今回はCoolerMasterからゲーミングキーボード、CK550を紹介していきます。
スペック
Gateronスイッチを採用
価格を抑えるためかスイッチはGateron製のCherry互換軸です。このスイッチは中華製中でもそこそこ評判が良く、無難な選択と言えるでしょう。
このCK550では赤軸と青軸が存在しています。仕様はCherry製と変わらず赤が静かめで青がうるさめのスイッチです。
日本語配列・英語配列が存在
基本的に日本で販売されているものは日本語配列ですが、英語配列のものも存在しています。ただし英語配列版は日本で正規販売されていないため、仮に初期不良を引いても保証が受けられない可能性があるので注意が必要です。
配列としてはオーソドックスなフルキーボードです。マルチメディアおよびマクロ専用キーは存在しません。あくまでFN+ファンクションキーやソフトウェアで対応させる形になります。
RGBLED
価格は安いですがしっかりとRGBLEDに対応しています。きちんとしたメーカー製でフルキーボード、それでいてRGBLEDというメカニカルキーボードはそれだけで価値があるといっても過言ではないでしょう。
高級感のあるボディ
値段こそ安いものの見た目は全然安っぽくないです。上面及び横面の目に付く部分はヘアライン仕上げのアルミニウムで製造されており、指紋が目立つこともありません。下手にボタン数を増やしていないことも相まって上品な印象を与えます。
ソフトウェアもある
入力デバイスは他の製品に比べて影が薄くても、しっかりソフトウェアも存在しています。このソフトウェアでマクロの設定やLEDのカスタマイズができるので、なるべくインストールを推奨します。
総評
良い点
- 安い
- 赤軸青軸選択可能
- ソフトウェアあり
悪い点
- 地味
全体的に手堅くまとまっていて、特に不自由もなく良いキーボードだと思います。しかしCoolerMasterがPCパーツメーカーとして有名なせいもあってか、どうにも地味な印象もあります。特にLogicoolが相手だと価格も近い製品があるので分が悪いです。
それでも地味なだけで製品自体には問題はなく、むしろ価格の割に高性能、それでいて保証もしっかりしているので、一考する価値のある製品であると断言できます。