CORSAIRは日本でも知る人ぞ知るといった知名度のPCパーツブランドで、ゲーミングデバイスも多く販売しています。特にキーボードに関してはコアなファンも多く、英語配列が欲しいが為にわざわざ海外通販から個人輸入する人もいるくらいには人気です。
今回紹介していくK70 RGB MK.2も非常に高性能かつコストパフォーマンスの高い良品となっています。
スペック
Cherry軸を採用
本家大本であるCherry社製のメカニカルスイッチを採用しているので、信頼性が高いです。また、値段が張りますがゲーミング向けに開発されたSpeed軸も選択可能な点も見逃せないです。
フルサイズの日本語配列
1万円ほどの値段から買える有名メーカー製のゲーミングキーボードでありながら、テンキーレスではなくフルサイズかつマルチメディアキーを搭載しています。パームレストまで付属されており、使うならさらなる大型化します。
性能面では嬉しい限りですが、デスクが狭い、テンキーは要らないという人にはマイナスポイントかもしれません。
また、英語配列が欲しいならば海外輸入しなければいけない点が面倒くさいです。一応特別モデルとしてカラー違いのものは日本でも普通に購入可能なので、どうしても英語配列が欲しい人はそちらを買うと良いでしょう。
便利なUSBハブ機能
本体にUSBハブが存在しており、そこからマウスなどを接続することが可能です。ただし、その機能の為にキーボード自体のケーブルが太い二股になっているため、少々取り回しが悪いです。背面のケーブルガイドにも極太ケーブルが入らず、こちらはマウスやヘッドセットなどのケーブルを通す為のものになっています。
ソフトウェアもある
大手メーカーなのでソフトウェアも当然存在しています。少々使いにくいという意見もありますが、LogicoolのGHUBとどっこいどっこいなので慣れの問題かと思います。
マクロキーの設定はほぼ全てのキーに可能なので、自由度の面ではかなり高いと言えるでしょう。
付属品も豊富
前述であげたパームレストの他に、交換用キーキャップや引き抜き工具も付属してきます。
まとめ
良い点
- Cherry軸を採用。Speed軸も選択可能
- 高性能なフルサイズキーボード
- パームレストなど付属が豊富
- ソフトウェアもある
悪い点
- 少し型落ち気味
- 比較的大型なので場所を取る
- 英語配列の入手が面倒
このキーボードではっきり不満点をあげるとなると、なんで英語配列も日本で売らないんだよという点くらいなものです。
高性能かつリーズナブルでコストパフォーマンスは良い。それでいて有名メーカー製なので保証もしっかりしている。発売からそれなりに経ってはいますが、それでも時代遅れを感じさせないデザインと、文句をつけようとしても難しいです。
価格の面だけみてもギリギリ入門向けと言えなくもないので、初ゲーミングキーボードでこれを買うのもおすすめです。少なくとも損はしないです。