ダイソーの高音質イヤホン。このイヤホンは300円という安価な値段ながら、その辺の1000円2000円程度のイヤホンと同程度の音質を持つとされており、密かに人気になったシリーズです。
確かに品質に問題があるのか、逆位相だったりすぐに壊れたなんていう話も聞いたことがありますが、それでも300円でこのクオリティはかなり良いです。
今回はこの高音質イヤホンについて掘り下げて行きます。
スペック
このイヤホンの音質傾向
５つの型番が存在しますが、その音質は型番毎に違います。万人におすすめできるのはバランスの良い００４で、その次に人気が出そうなのが低音強めで迫力のある００１といったところでしょうか。
基本的にはどれを選んでも問題ない、といいたいところですが、この００２はあまり評判がよろしくないです。エージングしたら改善したという意見もありますが、わざわざ３００円のイヤホンにそんな手間かけるのかという疑問も浮かびます。
見た目の作り
メッキ調の塗装が施されており、パット見はそこまで安っぽく見えません。普通に使っていても恥ずかしくないデザインになっているのは嬉しいです。
インラインリモコン
３００円なのにインラインリモコンも搭載されています。再生停止ボタンは機種によっては効果がなかったりしますが、音量調整スイッチの方はイヤホンに直接働きかけている為か、どんな機種に接続しても効果がありました。
マイク機能もあり
そこまで音質が良いわけではないですが、マイクも内蔵されています。普通に通話できる程度の性能は有しているので、仕事やゲームなんかでも使えなくはないでしょう。
ただし品質の問題はある
やはり安物なので、品質には明確な差異が存在します。破損したり逆位相だったり、そうでなくとも同じ型番でも微妙に音質が違ったり。ある意味当たり外れのあるくじみたいなものです。
いくら安くともハズレが怖い、なんて人はfinalイヤホンなどの有名メーカーの廉価版モデルを買ったほうが幸せになれると思います。
総評
良い点
- 1000～2000円クラスの音質
- インラインリモコンあり
- マイク機能あり
- 見た目もそこまで安っぽくない
悪い点
- ００２は良くない
- 品質の問題
最近は百円均一のイヤホンも成長してきていて、以前紹介したat.Qの重低音イヤホンやこの３００円イヤホンのように、普通に聞ける性能のイヤホンも増えてきました。そこまで音質にこだわりがない人でも、やはり音質が良いに越した事はないでしょう。
このイヤホンは音質だけではなく、マイク内蔵やインラインリモコンと利便性にも気を使っているので、非常にコストパフォーマンスの高い製品です。皆さんも一度ダイソーに赴いた際には探してみると良いでしょう。
