現代において、フリマアプリが一般化して来た事により、誰でも手軽に持ち物を販売することができるようにナリました。しかし、販売の敷居が下がった事により、悪意をもって商品を販売する悪質な者も多くなってきました。
今回はパソコンやその周辺機器、スマホなどをフリマアプリで購入する際の注意点を紹介していきたいと思います。
フリマの注意点
空箱、モックの販売
これはスマホやパソコンのパーツ類に良く見られるのですが、モックや空箱のみを販売している出品者がいます。コレ自体は別に問題ない行為です。
しかし、空箱のみの販売であることを少しだけ記載して、あたかも本体込みであるかのように販売している悪質な者も見かけます。
モックというのはスマホショップなどに置いてある、スマホの模型の事を指します。これをあたかも本物のように販売している悪質な者もいます。
両者に共通して言えるのは、必ずよく文章を確認して、スクショを取ってから購入するべきです。記載なく本体のように販売していれば、詐欺としてメルカリに訴えることが可能です。
水没品の可能性
スマホや携帯ゲーム機だけでなく、パソコンや据え置きゲーム機本体にも見られます。一度水没した製品でも、ジュースがかかった程度であったら普通に動く事があるし、トイレや風呂に落としてもお米などに水分を吸わせてやると普通に起動する事があります。
こういった水没した事実を隠し、普通に使わなくなった中古品として販売するケースが見られます。「動くならいいじゃん」と思うかもしれませんが、こういった製品は経年によりサビの皮膜ができて、通電しなくなる事態を引き起こしやすいです。
この水没品に関しては判別のしようがないので、常に水没品であると覚悟して購入すべきです。特に出たばかりで値段の上乗せされていない、転売目的以外の商品はこの可能性が高いです。
ゲーミング表記
ゲーミングパソコンやゲーミングスマホと表記し、ゲームが快適に動くなんて触れ込みのものがありますが、中にはとてもゲーム用途には向かないであろう酷い出品も見られます。
そもそも、ゲーミングという定義自体が曖昧であり、光ってたらゲーミングなんて言い分も存在しているくらいです。
購入する際は必ずスペックを確認し、ゲームの推奨スペックと照らし合わせるようにしましょう。
ジャンク扱い・ノークレームなどの表記
ジャンクというのは中古と違い、動かなくても一切責任は負わないよという意味です。ノークレームも文句は一切受け付けないという意味です。
未開封品だから責任は取らない。動作確認済だけどクレーム処理はしたくないから安く販売する。こういった記載がされている出品に騙されて購入した結果、泣きを見る人も多いです。
これらの商品を買う際は、一切動かないゴミを送りつけられる覚悟が必要です。
偽物販売
AirPodsの偽物が多く出回っており、あたかも本物かのように販売している出品者が見られます。また、これらは靴やバッグなどのブランド品にも見られます。
異様に定価と比べて安いものには常に警戒する必要があります。また、やはり商品説明もよく読んで、スクショもとってしっかり本物であることを明記してあるか確認する必要があります。
まとめ
フリマサイトは素人が売買できる環境で、面と向かう必要もないので悪質な出品者が多いのが現状です。安く購入できる点は大変魅力的ですが、自分の身を守るためには商品説明は熟読する必要があります。
転売ヤーの温床になっているサイトでもあるし、メルカリやラクマなどのフリマサイトは決して安全ではないスラム街のようなものですので、危機管理、自己防衛していく事が大切です。